タイ東北地方、手術後、病院で斧を手に暴れる患者、警察により射殺。母親は警察の対応に疑問。

2025年1月3日、タイのスリン県の病院で、26歳の男性が錯乱状態となり、最終的に警察により射殺される事件が発生しました。
しかし母親は息子の行動に疑問を持ち、事件の経緯を明確にするため、監視カメラ映像の公開を求めています。

事件の概要

男性は盲腸炎の手術を受けた後、病室で療養中に錯乱状態に陥り、火災用の消火器具から斧を持ち出し、点滴スタンドを手にしながら大暴れしていたと伝えられています。

病院内の患者や職員に危害を加え、物品を破壊したため、病院側が警察に通報しました。

警察が到着すると、男性は武器を振り回して警察官に接近してきました。
警察の説得に応じず、斧を振りかざして攻撃してきたため、警察は自己防衛のために発砲したとのことです。

男性は複数の弾傷を負い、死亡しました。

母親の証言

母親の話しによりますと、男性は以前から発作の症状があり、手術後に抗てんかん薬を投与された後、錯乱状態になった可能性があると述べています。

母親は「息子は誰も殺していないし、重傷を負わせていない。ただ物を壊しただけで、なぜ射殺しなければならなかったのか」と警察の対応に疑問を投げかけています。

事件当時、息子の状態を目撃していなかったため、監視カメラ映像を確認し、息子がどのように行動したのかを明確にしたいと語っています。

警察の対応と今後

警察は事件現場を調査し、監視カメラ映像の収集を進めています。

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