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「コムローイ飛ばしはやめて!」新年のコムローイが車に落下し全焼。厄除け?禍いでしかない!
- 2025/1/3
- 事件(タイローカル)
年始早々、チェンマイで日本人がタイ警察と騒動を起こし、日本でもニュースになっていましたが、その原因となったのがコムローイ(ランタン)を禁止区域で飛ばしたというものでした。
本当に危険なので、止めて下さい。
年末年始の祭り期間中、タイ・パヤオ県バーンプラナンディンで、お土産屋を営む女性店主の乗用車が火災に遭う事件が発生しました。
この火災は、新年を祝うために放たれたコムローイが原因で起こったと伝えられています。
事件は1月1日の深夜0時30分頃、35歳のサワラックさんが自宅で夫と寝ていた際に発生しました。
通りかかった村人が「車が燃えている!」と叫び、彼女に知らせてきました。
慌てて外に出たところ、自身の車が激しい炎に包まれていました。
燃えた車は白色のスズキ・スイフトで、自身が経営するお店の隣に駐車していたものです。
自身で消火を試みましたが、最終的に車の前部エンジンルームやコンソール部分が全焼しました。
車の近くには直径約50センチの木製のコムローイの枠と針金、焦げた屋根カバーの布切れが落ちていました。
幸い、迅速な対応により爆発には至らず、隣の建屋へ飛び火被害などもありませんでした。
しかし、車はほぼ全損となり、サワラックさんは警察に被害届を提出しました。
サワラックさんは、「新年にコムローイを上げて厄を払うという風習がありますが、そんなものは現実的ではありません。自分はどこにも出かけなかったのに、家に災いがやって来ました」と語り、コムローイを放つことの危険性を改めて訴えています。