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タイ国王から、国民へ新年の祝福と教訓のお言葉。
- 2025/1/1
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2024年12月31日、タイ国王ラーマ10世は、新たな仏暦2568年（2025年）の到来に際し、国民へ向けた年頭の祝辞を述べられました。
その中で、次のように語られています。
国王の年頭のお言葉
「仏暦2568年の始まりにあたり、タイ国民の皆様に新年のお祝いを申し上げます。
昨年は私の６回目の誕生日を記念して、多くの方々が心のこもった美しい祝賀行事を開催してくださり、深く感謝申し上げます。各々の方々が最大限の努力を尽くしてくださったことに感銘を受けました。」
国王はまた、昨年は喜ばしい出来事がいくつもあった一方で、懸念すべき事態も発生したと述べられました。
特に、オリンピックやパラリンピックでの成功が国として誇るべき成果である一方で、洪水などの災害により、多くの国民が困難を経験したことに言及されました。
「人生には喜びと苦しみが常に交差しますが、私たちが共に力を合わせ、責任を果たしながら協力し合えば、困難を乗り越え、幸せで安定した生活を送ることができます。」
新年への教訓
新年に向けて、国王は国民に対し、以下のように語られました。
「タイ国民の皆様には、不注意を避け、注意深く生活を送るよう願っています。
常に自己を省みる心（สติรู้ตัว）と考える力（ปัญญา）を持ち、家庭や国のためにそれぞれの責任を全うしてください。
信念を持って善を行い、正しいことを信じる心が真の幸福と繁栄をもたらします。」
最後に、国王は「三宝（仏・法・僧）の力と国民が敬う神聖な存在が、皆様の心身を守り、苦難や病気から遠ざけ、良いことに満たされた一年となりますように」と祝福を述べられました。
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