タイ・バンプリー地区で、路駐中のバイクにトラックが突っ込み男性死亡。激怒した遺族が運転手を私刑に。

12月21日16時30分頃、タイ・サムットプラカーン県バンプリー地区で、路肩に駐車していたバイクにトラックが衝突し、配達員の男性が死亡しました。

現場には多くの親族や友人が駆けつけ、加害者のトラック運転手を暴行する騒ぎとなり、警察と救助隊が制止に入りましたが、彼らも巻き添えで負傷する事態が発生しました。

白いマツダ製トラックを運転していたのは59歳のスラポップで、トラック前方は大破した状態でした。

トラックの下には、パンタカーンさん(31歳)の遺体が発見されています。
彼は地元バンプリー郵便局に勤務していました。

他にバイクが数台破損していました。

目撃者によりますと、死亡したパンタカーンさんは、現場近くのカフェに荷物を届けた後、バイクに戻り、電話をかけていたところ、白いトラックにはねられたと伝えられています。

事故を起こした運転手スラポップ容疑者は、Uターン地点で別の車両に割り込まれたためハンドル操作を誤り、路肩に突っ込んだと主張しています。

その後、事故の知らせを聞き駆けつけた遺族や友人が運転手への怒りを爆発させ、容疑者に対し暴行を加える事態に発展しました。
これを制止しようとした警察官や救助隊員も巻き添えで負傷しました。

現在運転手はバンプリー警察署に連行され、取り調べを受けています。

いつも思うのですが、暴行罪の方は立件せずに良いのでしょうか。
タイはもっと田舎に行くと、法律よりも地元ルールが先行され、私刑がまかり通っていますのでご注意を。

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