=TasteAtlas=『2025世界最高の料理ベスト100』パネーンカレーが5位にランキング!

世界の料理を紹介するウェブサイト=TasteAtlas=が、『2025世界で最高の料理ベスト100』を発表しました。

その中で、タイ料理「パネーンカレー(カリー)」が、堂々の第5位にランキングされています。

同サイトの説明によりますと、「パネーンカレー」は以下のような料理です。

パネーンカレーはタイのカレーの一種で、濃厚なテクスチャーと甘塩っぱいピーナッツ風味が特徴です。主にココナッツミルク、パネーンカレーペースト、コブミカンの葉、ナンプラー(魚醤)、パームシュガーで煮込んだ肉を使用します。肉は通常、牛肉、鶏肉、鴨肉、または豚肉が使われ、伝統的には野菜を含まない料理です。

この料理の名前は「パネーン」という言葉に由来し、これは「交差」を意味します。これは鶏の脚を交差させて立てた状態で調理する古代の方法を指していると考えられます。
パネーンカレーの起源ははっきりしていませんが、マレーシアのペナン州に関連付けられることが多いものの、それを裏付ける証拠はほとんどありません。

しかし、この料理の最古のレシピは1890年に出版されたマウム・ソム・ジーンの本『タムラー・ガップ・カオ』に記載されています。
調理が完成した後、薄くスライスしたコブミカンの葉やタイの唐辛子を飾りとして乗せ、さらに少量のココナッツミルクをかけることもあります。」

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また、17位には、日本人みんな大好き「カオソーイ」がランキングされています。

同サイトの説明では以下の通りです。

「カオソーイは、タイ北部を代表する料理で、さまざまな地域の影響が組み合わさり、絶品のココナッツスープとして仕上がった一品です。
このスープのベースは、ココナッツミルクとレッドカレーペーストを組み合わせたややスパイシーなブロスです。

ブロスは平たい卵麺と鶏肉、牛肉、豚肉などから選べる肉と共に提供されます。
仕上げには、カリッと揚げた麺と刻んだパクチー(コリアンダー)が乗せられます。
また、付け合わせとして、フレッシュなライム、漬物のキャベツ、エシャロット、チリなどが一般的に添えられます。

この料理はタイ北部で生まれたとされていますが、いつどのように誕生したのかははっきりしていません。
最も有力な説では、カオソーイは雲南地方からミャンマー、タイ、ラオスを旅した中国系ムスリムの影響を受けて生まれた融合料理だと考えられています。

また、このスープはもともとミャンマーの古いココナッツスープ(米麺を使ったもの)が元になっているとも言われています。
この米麺は後に伝統的な卵麺に置き換えられました。このように複雑な起源を持ちながらも、現在ではタイ北部を代表する料理として地元の食文化に欠かせない存在となり、地域の多くの食堂やレストランで提供されています。観光客にも非常に人気があります。

カオソーイは隣国ラオスでも人気がありますが、ラオス版はタイ版とは異なり、別の材料を使ったアレンジが施されています。

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その他、トム―カーガイ65位、ガイヤーン73位などもランキングされていますので、詳しく知りたい方は同サイトで深堀りしてみてね。

https://www.tasteatlas.com/best/dishes

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