またもや足踏み。タイ貢献党が掲げる軍事改革法案、撤回へ! 新たな局面を迎える国の明日はどっちだ?!

タイの政治的安定性は、与党タイ貢献党が支持する軍事改革法案が、連立政権内の緊張の中で撤回されたことで再び注目を集めています。
この動きは、東南アジアで2番目に大きな経済を持つタイにおける民間政府の権限と軍の影響力との微妙なバランスを浮き彫りにしました。

提案された法案は、上級将軍の任命権を陸軍の最高司令官から内閣に移譲し、将来の軍事クーデターを防ぐための措置を実施するものでしたが、連立パートナーであるブムジャイタイ党からの強い反対に直面し、改訂のために撤回されました。

この事態に対し、タイ貢献党の実質の支配者とみられているタクシン・シナワトラは、彼のの政治的王朝が過去に2度軍事クーデターによって崩壊したことから、この法案から距離を置く姿勢を示しています。
「法律を改正する必要はない。規制を調整すれば十分だ」と述べ、タイのクーデター時代は終わったと信じていると語りました。

彼は、過去9〜10年間の出来事が国に深い傷を残し、さまざまな問題の解決を難しくしていると指摘しています。

法案撤回の影響:ブムジャイタイ党のリーダーであるアヌティン副首相は、クーデターは通常、法律の枠組みではなく政治家の行動から生じると主張し、構造的な軍事改革に対する抵抗を示しました。

このように、タイの政治的安定性は、軍事改革法案の撤回を通じて新たな局面を迎えていると言われています。
タクシンの発言や連立政権内の緊張緩和、経済への焦点が、今後のタイの政治にどのように影響を与えるかが注目されます。

この国は、ずっと同じところをぐるぐる回っているだけのような気がします。
ただ国民は、少しづつそれに気づき始めていますので、それがどのように作用していくかが未来への鍵かもしれません。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る