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ミャンマーの伝統行事『ティンジャン祭り』(水かけ祭り)ユネスコ無形文化遺産に正式登録。
- 2024/12/8
- タイローカルニュース
ミャンマー国家管理評議会の広報部は、ミャンマーの伝統的な新年の祭りである「ティンジャン祭り」が、ユネスコの「人類の無形文化遺産」に登録されたと発表しました。
この決定は、2024年12月2日から7日にパラグアイで開催された第19回無形文化遺産保護政府間委員会の会議でなされたものです。
ミャンマー政府は2023年3月24日、ユネスコへ「ティンジャン祭り」を登録候補として提案しました。
この登録は、ミャンマー国内の多くの州や地域からの民族文学・文化団体、文化遺産保存協会、市民社会組織、そして一般市民の積極的な参加による共同の取り組みの結果でした。
ティンジャン祭りとは
ティンジャン祭りは、ミャンマーの新年を祝う伝統的な祭りで、水を掛け合う行事で広く知られています。
また、仏塔や仏像の清掃や水を注ぐ儀式、魚の放流といった徳を積む行為が行われ、地域社会全体で祝われます。
ユネスコ登録の意義
ユネスコによる登録は、以下のような多くの利点をもたらすと伝えられています。
・世界的な認知度の向上
・この文化遺産を次世代に引き継ぐための保護の確保
・ティンジャン祭りを伝統的な形で祝う、その価値を高める
・ミャンマーが他の文化要素をユネスコに提案する際の貴重な経験の蓄積
この登録により、ミャンマーの文化的アイデンティティが世界的に評価されるとともに、今後も伝統が保護されることが期待されています。
完全に「ソンクラーン祭り」のミャンマーバージョンですね。
東南アジアの国々は、同じ文化圏なので、それぞれの国がそれぞれ「我々がオリジナルだ」と言い合っています。