そこまでやる?!「レスリング衣装で潜入捜査」異例の摘発作戦で、中国人変態容疑者を逮捕。

「レスリング衣装で潜入捜査」バンコクの刑事が語る、異例の作戦で中国人性犯罪容疑者を逮捕

12月4日、バンコク都市警察の捜査部長であるティラデート警察少将がタイメディアのインタビューに応じ、著名な大学の1年生女子を暴行し、動画を撮影し脅迫していた中国人容疑者を逮捕する作戦の難しさを語りました。

被害者はバンコク警察署に助けを求め、警察は容疑者が撮影した動画の拡散を防ぐため、迅速に対策を取る必要がありました。

異例の作戦とその背景

容疑者は観光客を装ってタイに滞在していたため定住先がなく、逮捕の難易度が非常に高い状況でした。

作戦中、容疑者は男性と女性の両方が参加する性的行為を求め、その男性には「レスリングの衣装」を着用するよう要求してきました。
そこで警察は、捜査官の中で最も「異常性を演じられる」と評価された刑事が選ばれ、彼がその役割を担うことになりました。
実際にレスリング衣装を着用した写真を容疑者に送るなど、容疑者を信じ込ませる努力が行われました。

容疑者との連絡手段はLINEアプリのみで、容疑者の性癖や話し方を研究しながら慎重に進めました。
容疑者が会うと約束すると、警察は迅速に衣装を購入し、現場に潜入します。

容疑者が部屋に現れた際、事前に決めた「馬の鳴き声」の合図を送ると、隠れていた捜査官たちが一斉に飛び出し、逮捕しました。

捜査に参加した刑事は「この作戦は組織全体の努力の結果であり、被害者を救えたことに大きな喜びを感じる」と語りました。
レスリング衣装を着用した潜入捜査について家族は驚いたものの、組織の評判向上に繋がったことを誇りに思うと述べています。

また、警察としての使命感を持ち、社会のために尽力したいと若い世代に呼びかけました。
作戦を成功させるための変装や計画は、すべて安全を考慮しながら進められたとのことです。

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