村田製作所の子会社「ムラタエレクトロニクス」タイに620億バーツを投資し新工場建設へ。

ムラタエレクトロニクス(タイ)株式会社は、タイにおける新しい先進的なコンデンサ工場建設のために、さらに620億バーツを投資すると、タイ工業団地公団(IEAT)が発表しました。

タイ工業団地公団のスミット氏によりますと、日本のムラタ製作所の子会社であるムラタエレクトロニクスは、ラムプーン県にある65ライ(約10.4ヘクタール)の敷地に新工場を建設するために30億バーツを投資する予定とのことです。

その後、2028年までに新工場を200ライ(約32ヘクタール)に拡大し、総投資額は620億バーツに達する見込みだと述べています。

この工場は、スマートフォン、通信機器、車両の電子制御に欠かせない部品である積層セラミックコンデンサ(MLCC)の製造に注力します。

ムラタは1988年にタイ北部工業団地(ラムプーン)で工場を開設し、タイへの投資を開始しました。
この工場は現在、450ライ(約72ヘクタール)に拡張されています。

スミット氏は、ムラタがタイの電子産業の潜在能力を信頼し、さらなる投資を決定したと説明しています。

ムラタ製作所は、セラミックコンデンサ、フィルタ、センサーをはじめとする電子部品の世界的な製造メーカーであり、革新的な技術と高品質な製品で広く知られています。

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