タイ・ナコンパノム県、地方自治体議長銃撃事件発生! 犯人は「危険な隣人」。現在逃走中!

12月1日、タイ・ナコンパノム県ポーンジャーン地区で、地方自治体議会議長のウィナイ・マニーラット氏(56歳)が至近距離から銃撃される事件が発生しました。

事件後、犯人は車で逃走し、議長は重傷を負っています。

事件は、同日午前7時30分ごろ、ウィナイ氏の自宅前で発生しました。
同氏が妻と電話中に、「ユット(犯人)に撃たれた」と夫が言ったと証言しています。

犯人のユットとされる人物は議長の隣人であり、ウィナイ氏が声をかけると突然銃を抜いて至近距離で発砲してきたと言います。
撃たれたウィナイ氏は、自分で村長に電話をかけ、「ユットに撃たれた」と報告した後、意識を失いました。
村長はすぐに救急車を手配し、ウィナイ氏はナコンパノム病院に搬送されましたが、重体で手術が必要とされています。

妻は、夫が犯人と特に恨みを持つような関係ではなかったと話しています。
「ユットは昔から隣人として関わりがあり、特にトラブルはありませんでした。
ただ、夫が撃たれる前に『何かいるのか?食事でもしに来たのか?』と声をかけた際、突然撃たれました」と述べています。

息子さん(23歳)は、「犯人は白いホンダ・シティに乗り、運転席側の窓を下げてアサルトライフル(AK系と思われる)で至近距離から発砲してきました。弾は腹部右側から背中を貫通しました」と説明しています。
家族は犯人が再び襲撃する可能性を恐れ、病院や親戚宅で身を寄せ合っています。

警察は、現場からの証拠収集や目撃者の証言をもとに、犯人がナコンパノム県出身のユッタナー(49歳)であることを突き止めました。
ユッタナーは地域で「危険人物」として知られており、警察が追跡を続けています。

「危険人物」が隣人とは、それだけでも恐怖ですが…。

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