【タイ】6名死亡のラマ2世通り鉄筋崩落事故。運輸大臣、死亡者に100万バーツを支払うよう指示。

11月29日午後5時30分、スリヤ副首相兼運輸大臣が、ラマ2世通りで発生した建設中の橋梁崩落事故の現場を視察しました。
この事故では6名が死亡し、9名がケガを負っています。

スリヤ氏は、今回の事故が国民の安全に対する不安と信頼に大きな影響を与えたとし、運輸省を代表して、犠牲者の家族と負傷者に深い哀悼の意を表しました。

被害者への補償について、運輸省は建設請負業者に対し、犠牲者1名につき100万バーツを補償するよう指示しました。
また、建設プロジェクトを即時停止し、2週間(14日間)の作業停止を命じました。
同時に、事故原因を調査するために、道路局、エンジニア協会、およびタイ技術者協会による専門家チームを編成。15日以内に調査結果を運輸省に報告するよう求めています。

今後、建設業者の過失や基準未達による重大事故に対し、以下のような罰則が適用される予定です:

・死亡事故が発生した場合、1年間の入札資格停止
・3件以上の違反で、次回の国家プロジェクト入札から除外
・違反業者のランク引き下げや登録リストからの削除

運輸省は、道路局を中心に関係機関と協議し、具体的な規制を迅速に整備する方針です。

現場を中心にラマ2世通りでは、大渋滞が発生しています。

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