タイ中部で学生送迎用のバスが火災に。迅速な消火活動で被害最小限も、メンテナンス不足を指摘。

もうすっかり人々の記憶から消え失せてしまっていますが、児童を含む23名が死亡した「遠足バス火災」を連想させるような事件でした。

11月28日午後6時30分頃、タイのアーントーン県にあるアジアハイウェイのバンコク方面、50km地点(アーントーン交差点の下付近)で、学生送迎用のバスが火災を起こしたとの通報が警察に入りました。

火災が発生したのは、バンコク登録番号「33-4977」の青いバスで、内部から煙が立ち上る状況が確認されました。
運転手や通行人が消火器を使用して初期消火に努めた後、到着した消防隊が約20分間かけて消火活動を行い、車両の窓ガラスを割って内部に進入し、火の広がりを防ぎました。

幸い、負傷者はいませんでした。

運転手のナロンシーさん(39歳)によりますと、このバスは空車状態でチェンマイからチョンブリーへ向かう途中でした。海洋訓練を終えた士官学校の学生を迎えに行き、ナコンナーヨックの学校へ送るところでした。
50km地点で、車内に焦げた臭いと煙を感じたため、急いで路肩に停車して確認したところ、後部のエアコンダクト付近から出火し、座席部分に燃え広がっていたとのことです。。

今回の火災を受け、運転手は「早期の対応と周囲の協力のおかげで大事には至らなかった」と語りましたが、運行前の車両点検の重要性が改めて強調されています。

点検&メンテナンスなど、何一つやってないんでしょうね。
タイでは、自分で運転しない場合は、そんな車に乗らなければなりません。

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