チョンブリー県でミャンマー人労働者110人を摘発。85人が不法入国者。雇用側の処罰は?

11月26日午前11時、チョンブリー県ノーンヤイ警察が指揮を執り、不法入国した外国人労働者の摘発を行いました。
この作戦により、建設現場の作業員キャンプでミャンマー人労働者110人が拘束されました。

調査の結果、110人のうち85人は不法入国者であり、入国許可を証明する書類を一切所持していないことが確認されました。これにより、強制送還手続きを進めることが決定されました。

残りの25人についてはパスポートを所持しており、現在その詳細を確認中とのことです。

この地域では不法入国者による飲酒や喧嘩が頻発し、暴力事件に発展することも多いため、継続的な取り締まりが行われていました。
今回摘発された労働者たちは、入国してからわずか2日で拘束されたことも明らかになりました。

ミャンマー出身のウサさん(20歳)は、タイで5年間滞在し、様々な仕事を転々としてきたと語ります。
これまでの職場では賃金未払いが原因で辞めざるを得ないことが多く、今回の建設現場でも女性は1日330バーツ、男性は370バーツの賃金を約束されていました。
しかし、彼女はヤンゴンから仲介業者に17,000バーツを支払ってタイに入国したばかりで、仕事を始める前に警察に捕まったことに失望していました。

タイでは、不法入国者や名目上の雇用契約を利用した労働者問題が深刻化しています。
こうした事態は、地域社会の安全や経済活動に影響を与えており、摘発活動は今後も強化される見込みです。

本誌では同様の事件で何度も訴えていますが、こういったケースは雇用した方を重罪に問うべきではないでしょうか。
ワークパーミットを取得する義務は、雇用主にあると思います。
しかし、いつも逮捕され、わりを食うのは立場の弱い方ばかりです。

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