音楽に国境はない。梶浦由記が魅せた感動の夜 ~「Asia Tour 20th Special SETLIST~」in バンコク。

「音楽に国境はない」梶浦由記が「อร่อย(美味しさ)」を音楽で表現。
<Yuki Kajiura LIVE vol.#20 “Asia Tour 20th Special SETLIST>

 

 

心を満たす特別なコンサート

11月15日(金)、タイのバンコク・ユニオンモール6階ユニオンホールで開催された「Yuki Kajiura LIVE vol.#20 ‘Asia Tour 20th Special SETLIST’」は、アニメ、ゲーム、映画音楽で知られる梶浦由記が手掛ける独特な音楽の世界を存分に味わえるコンサートでした。
このコンサートは「音楽に国境はない」というテーマのもと、繊細に「調理」された音楽が「อร่อย」(読み:アロイ、意味:美味しさ」として聴衆の心を満たし、感情と精神に響く特別な体験となりました。

 

ライブの雰囲気とコンセプト

会場には、梶浦由記の生演奏を支えるミュージシャンやボーカリストたちが集い、アジアと国際的な音楽要素を巧みに融合させた楽曲を披露しました。
この夜は単なる音楽鑑賞に留まらず、文化や感情の深さを感じさせる体験が広がり、言葉や国境を超えた「共有の時間」となりました。

 

梶浦由記は、自身の音楽を「楽しさ」と定義し、思い出に残る名曲を集めた特別なセットリストを準備しました。
オープニング曲「the world」で観客をひきつけ、続いて「in the land of twilight」、「under the moon」、「vanity」、「my long forgotten cloistered sleep」、「I swear」、「Fiction」、「I reach for the sun」、「in the garden of」、「sinners」、「ARIA」、「Kimi no Gin no Niwa」、「ring your bell」、「to the beginning」、「
Yasashii Yoake」、
「obsession」、「Senya Ichiya」、「The main theme of L.O.R.D」、「absolute configuration」、「luminous」、 「sword」、「Soukyuu no Fanfare」、「the image theme of Xenosga II」、「nowhere」、「into the world」など、多岐にわたる楽曲が披露されました。

パフォーマンスのハイライト

演奏にはピアノ、バイオリン、フルート、ギター、ベース、ドラムなどが調和し、ボーカリスト陣(KEIKO、YURIKO KAIDA、JOELLE、RITO、LENO LEIA)による圧巻のハーモニーが響き渡りました。
さらに、スペシャルゲストとして「Hikaru」が登場し、彼女の力強い歌声がコンサートを一層完璧なものにしました。

演奏時間は約2時間半、梶浦由記とその才能あふれるチームは、観客を音楽の世界へと誘い込み、魅了し続けました。
観客はその深い音楽体験に拍手喝采し、自然発生的にリズムに合わせて手を振り上げる人々も見られました。

タイへの感謝と喜び

梶浦由記はタイ語で「サワディーカー」「スックサンワンロイクラトンカー(ハッピー・ロイクラトン)」と挨拶し、観客を喜ばせました。
また彼女はタイ料理が大好きで、「ナムチムガイ(鶏肉用ディップソース)」を絶賛し、「アロイ!(美味しい)」と何度も語っていました。
この夜のコンサートは、梶浦由記にとっても、観客にとっても心が満たされる時間でした。
梶浦由記は最後に、タイのファンを「素晴らしい人々」と称え、「また帰ってきます」と約束しました。

「Yuki Kajiura LIVE vol.#20 ‘Asia Tour 20th Special SETLIST’」は、主催者<Avalon Live>が年末に贈る最高の音楽イベントの一つとして、ファンに心に刻まれたことでしょう。

 

 

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