パタヤ「国際花火大会」。市が無料で提供している露店ブースが転売ヤーに支配。市民が告発。

人が集まるところに詐欺師あり!
タイは、詐欺師でいっぱいです。

11月20日、パタヤ市で開催される「国際花火大会」の露店予約を巡り、10万バーツ(約40万円)を詐取された被害者の一人、スパットマーさんが、他の4人の被害者と共にパタヤ市に苦情を申し立てました。

彼女らは、詐欺被害に関する証拠と警察への被害届けを提出しました。

スパットマーさんによると、昨年の同イベントで実際に露店を出店し、成功した経験から、今年も同じ「ジェー・ナム」(仮名)という人物を通じて予約を行ったといいます。
今年10月にジェー・ナムから連絡があり、4つの露店(各ブース3メートル、1ブース2万5千バーツ)の予約金として1ブース当たり1万5千バーツを支払いました。

しかし、その後ジェー・ナムから全額(残額1万バーツ)の早急な支払いを求められ、さらに値上げするという話をされ、不審に思い始めました。
調査を進めるうち、実際にはパタヤ市が無料で提供しているブースが第三者によって転売され、高額で取引されていることが判明しました。

一部の転売価格は、現在3万4千バーツにも達しているといいます。

スパットマーさんたちはこの事態をパタヤ市に報告し、他の商人が同様の詐欺被害に遭わないよう警戒と対策を求めました。苦情を申し立てた際、ジェー・ナムから直接交渉の連絡が入りましたが、解決には至りませんでした。

パタヤ市の職員は、提供された証拠を元に調査を進める方針です。

これは、市職員との癒着の可能性もありますね。
全ての可能性について、調査をお願いしたいものです。
経済効果を狙って開催されているイベントが、ある特定のひとだけに利益が誘導されるようでは、観光庁が出す経済効果という数字は空虚なものでしかありません。

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