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【ノンタブリー】おもちゃの火薬銃を発砲した配達員を逮捕。罰金たったの1000バーツで無罪放免。
- 2024/11/19
- 事件(タイローカル)
11月17日午後3時、タイ・ノンタブリー県のバーンブアトン警察署が、34歳の配達員の男性を有名ショッピングモールの駐車場で逮捕しました。
この男性は、犬に追われるのを恐れて、おもちゃの火薬銃を発砲し、住民の家4軒に被害を与えた容疑を認めています。
男性は取り調べで「昨日、食事を配達中に犬に吠えられ、追われるのを防ぐために火薬銃を何発か発砲した」と供述しています。
銃は1週間前に犬対策として購入したもので、以前に犬に噛まれた経験があるため持ち歩いていたと説明しています。
また、「住民を脅す意図はなく、迷惑をかけたことを謝罪したい」と述べています。
警察は「住民を驚かせ、迷惑をかけた」罪で男性に罰金1,000バーツを科し、警告のうえ釈放しました。
この銃は、昔よく駄菓子屋で売っていた銃ですね。
ただ銃社会であるタイでは、潜在的に本物の銃を持ち歩いている者が多くおり、実際に街中で銃撃事件がしばしば発生しているという背景がある中で、この銃による銃声は市民を恐怖に陥れることに容易であると思われます。
実際にこの銃で銀行強盗や脅迫を行った場合、銃社会という状況も手伝い、十分に相手を畏怖させることができるでしょう。
ただ銃社会であるタイでは、潜在的に本物の銃を持ち歩いている者が多くおり、実際に街中で銃撃事件がしばしば発生しているという背景がある中で、この銃による銃声は市民を恐怖に陥れることに容易であると思われます。
実際にこの銃で銀行強盗や脅迫を行った場合、銃社会という状況も手伝い、十分に相手を畏怖させることができるでしょう。
その割に、罰金がたったの1000バーツで無罪放免とは、いささか罰則が軽すぎます。
これには、刑務所が常に100%を超えているため、殺人事件などの凶悪犯以外を受け入れたくないという背景があります。
これには、刑務所が常に100%を超えているため、殺人事件などの凶悪犯以外を受け入れたくないという背景があります。
こういった背景が、タイでの再犯率を高まらせ、何の罪もない一般市民が時に命を失う事態に遭遇するわけです。
そして、悪人のみが生き残る社会が確立していくことでしょう。
そして、悪人のみが生き残る社会が確立していくことでしょう。