司法は裁けるのか?! タクシンのタイ貢献党への影響力を示す証拠を提出。違法性を指摘。

タクシン元受刑者のウドンタニーでの選挙演説の記録が、タイ貢献党を支配しているとする主張を裏付ける証拠として提出されました。

2006年に「ホワイトピジョングループ」のリーダーを務めた活動家のノッパルッート氏は11月17日、選挙管理委員会(EC)にこの演説の書き起こし文書を提出しました。
この文書には、ウドンタニー県知事選に向けたタイ貢献党候補者の選挙運動を支援するために、タクシンが行った演説内容が記録されています。

ノッパルート氏は、タイ貢献党がタクシンのような「部外者」を党の運営に影響を及ぼすことを許していると主張し、同党を告発した4人の請願者の一人です。
選挙管理委員会は先週、この件について現在も小委員会で調査中だと述べています。

ノッパルート氏の主張

ノッパルット氏は、タクシン氏が汚職で有罪判決を受けており、政治活動を禁止されるべきだと主張しています。
それにもかかわらず、タイ貢献党は彼が選挙候補者の選挙運動を支援することを許していると批判しています。

さらに悪いことに、タイ貢献党の党首で首相のペトンタン氏や党幹部らが、タクシンが党候補者の選挙運動を支援できると公に発言している点を問題視しています。

ノッパルート氏は、タクシンがタイ貢献党がこれまで発表していないいくつかの経済政策を明らかにし、政府にそれらを実施させると公言したと述べました。
具体的には、タクシンは日給最低賃金を700バーツに引き上げる政策について言及しています。

ノッパルート氏は、このことがタクシンがタイ貢献党に政策を強要し、政府に影響を与えていることを明確に示している証拠だと指摘しました。

このことは誰の目にも明々白々です。
問題は、タイの司法が独立し、きちんと裁きを行えるかどうかだけです。

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