チョンブリー女性殺害事件で友人逮捕。被害者が身に着けていた大量の装飾品目当てか?!

タイ・チョンブリー県の裕福な67歳の女性が暴行を受け、両手の指2本を切断された状態で遺体となって発見されるという痛ましい事件が発生しました。
女性の遺体はラヨーン県のヤシ農園で隠されており、警察は11月16日、この女性の親しい友人とされる57歳のカモンワンを容疑者として特定しました。

事件の概要

11月15日午後7時30分ごろ、ラヨーン県ワンチャン地区の農園内の砂利道で女性の遺体が発見されました。
地元警察によりますと、顔に鈍器による外傷、後頭部に切り傷があり、死亡推定時刻は6時間以上前とのことでした。
また、指輪をしていた両手の指が切断されていました。

被害者は67歳のワンナさんで、事件当日チョンブリ県サタヒープにある寺院で「カティン儀式」に参加後、行方不明となっていました。
遺族によりますと、ワンナさんの所持品(重さ8バーツ相当の金の装飾品、2つのダイヤモンドリング、現金)が盗まれていたことが判明しています。

容疑者の特定と逮捕

CCTV映像には、ワンナさんが事件当日白いトヨタ車に乗り込む姿が記録されており、その車はチョンブリー県のナンバープレートが付いていました。
この車は57歳のカモンワン容疑者に繋がり、彼女は被害者への最後の電話をかけた人物でもありました。
11月16日、警察は逮捕状を取得し、チョンブリ県シラチャー地区で彼女を逮捕しました。
カモンワン容疑者は、ドイツ人男性と結婚しており、取り調べでは容疑を否認しています。

11月17日朝、容疑者はラヨーン県のワンチャン警察署に移送されました。
その際、腕に引っ掻き傷、左手の甲にあざが確認されました。
また、車両や容疑者宅からDNAや指紋を含む追加の物的証拠が収集され、容疑者が事件現場に精通していたことも判明しています。

夫の関与調査

カモンワン容疑者の夫である68歳のドイツ人男性、ウルフ氏も警察により取り調べを受けました。
事件当日、彼はパタヤで友人に会う予定だったと主張していますが、国外逃亡を防ぐために移民局が監視を強化しています。

現在、警察はカモンワン容疑者を殺人の罪で起訴し、さらなる捜査を続けているとのことです。

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