サムットプラカーン県で自動車アクセサリー店で火災。運命共同体のタウンハウスが全焼に。

11月8日21時30分、タイ・サムットプラカーン県で自動車アクセサリー店で火災が発生し、火が上階の居住区にまで燃え広がったため住民が避難する事態となりました。
現場は、スクンビット通り沿いのバーンポー地区ソイ54付近で、通報を受けた地元警察が消防車4台と救急隊を派遣しました。

現場では4階建ての商業ビル1階の自動車アクセサリー店から出火しており、車両や備品が燃えていました。
火は居住区の5階部分にまで達したため、住民全員が安全な場所へ避難しました。

消防隊が2時間以上かけて消火活動を行い、火災はようやく鎮火しました。

負傷者は2名で、1人は装飾店の男性経営者で腕と脚に火傷を負い、もう1人は消火活動中に感電した消防隊員でした。
また、住民3名が煙を吸い込み軽傷を負っています。

店主のパチャラさん(65歳)は、火事の原因として調理中に火が紙くずに引火したことが原因と説明しました。
また、パチャラさんの妻ガンヤーさん(57歳)は3階で就寝中に煙を発見し、息子とともに急いで避難したと語りました。

 

タイは、「タウンハウス」や「タウンホーム」と言われる、一棟建てを上から縦割りした建築物が多く存在します。
建設コストがかからないので販売価格が抑えられるという利点はありますが、一居住区だけを立て直しすることはできないですし、このような火事になるともらい火を受けやすくなっている構造とも言えます。
いわば、一蓮托生、運面共同体なわけです。

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