パトゥムターニー県の地方自治体職員が、自宅で11か所も刺され死亡。自宅は荒らされた様子もなく…。

11月8日、タイのパトゥムターニー県クローンサーム地区にある住宅で、地方自治体職員の女性(57歳)が自宅で何者かに襲われ、11カ所を刺されて死亡する事件が発生しました。

事件は21時50分頃に通報があり、警察が駆けつけたところ、被害者は自宅のリビングで血まみれで倒れており、首や右手に深い刺し傷が確認されています。

被害者の妹は、別の家にいた際、姉の悲鳴を2回聞いたため駆けつけたところ、すでに姉は息絶えていたと話しています。
現場には争った跡はなく、貴重品も無事で、被害者の愛用していた金のネックレスは洗面台の近くに置かれていました。
妹は、姉が誰かとトラブルを抱えている様子はなく、地域でも評判の良い人であったと語っています。

また、息子のプーチットさん(26歳)も事件当日の夕方、母親と会話し「元気か」と声をかけたばかりだったと証言しています。
彼によれば、母親は普段、祖母や妹と一緒に過ごしており、特に悩み事はなかったとのことです。

事件当夜、家の裏口が少し開いていたことから、警察は慎重に現場検証を進め、犯行の動機や背後関係を明らかにするため、引き続き調査しています。
遺体は司法解剖のため、タマサート大学病院に搬送され、さらなる詳細な死因が究明される予定です。

11か所も刺されて、自殺ということはないでしょう。
タイは変質者や薬物中毒者も多いので、動機や問題など抱えていなくても、いつ死神がやってくるか怯えながら生活しなければなりません。
自宅で寝ていても、この有様です。

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