暴落の始まり?! 中国EVメーカーNeta、販売減少に伴い工場停止と給与削減を実施。

タイを根幹で支えているのは、紛れもなく自動車業界です。
自動車業界が風邪をひけば、タイも風邪をこじらせてしまいます。
従って、自動車業界関連のニュースは、重要なのです。

中国の自動車メディア「Car News China」は11月7日、Hozon Autoの電気自動車ブランド「Neta」が浙江省の工場で生産を停止し、従業員の給与を削減したと報じています。

中国国内での販売が減少していることが背景にあり、NetaブランドのCEOであるチャン氏もWeiboやTikTokでのブログ更新を停止しました。

Netaは、Hozon Autoが2018年に設立したメインストリームのNEV(新エネルギー車)メーカーで、手頃な価格の電気自動車(例:Neta V)を製造しています。
この戦略により、Netaは2022年に年間販売台数15万台を超え、Li Auto、Nio、Xpengといった他のメーカーを上回る実績を上げました。

その後、Netaはより高級な市場への進出を図り、Neta Aya(Neta V II)、Neta X、Neta GT、Neta L、Neta S、Neta S Huntingといった上位モデルを発売しましたが、上級市場への進出は難航しました。

2024年1月から9月までの中国国内販売台数は53,853台で、年間目標の30%未満にとどまり、10月の販売数はまだ公開されていません。

報道によれば、10月には約4,500台が納車され、前年同月比で40%の減少となっています。
中国のニュースメディア「DoNews」は、Netaの主要工場である桐郷工場が半月間生産を停止していると報じており、この工場は主に「Neta L」を生産し、年間20万台の計画生産能力を持っていました。

Netaはまた、10月に従業員の給与を減額し、一部の従業員は前月の給与が期日通りに支払われなかったと述べています。
特に上級職の給与は30%削減されましたが、10月31日には従業員インセンティブプランとして5%の株式を提供し、新しい給与体系を内部で発表しました。

なお、親会社のHozon Autoは2021年から2023年にかけて中国国内で毎年損失を拡大しており、2021年には48.4億元、2022年には66.7億元、2023年には68.7億元の損失を計上しています。
現金準備額は28.3億元にとどまっていると伝えられています。

中国関連の企業は、突然大暴落するので、全く信用できないですね。

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