バンコクで新たなペット規制。今度こそ施行なるか?! 多頭飼いは許可制。口輪も必要?!

昨日お伝えした、バンコクペット規制法案ですが、今度は本当に採用となりそうです。

バンコク市議会は、新たに市条例を可決し、ペットとして飼える猫や犬の数を制限し、各ペットにマイクロチップを装着することを義務付ける法案を採択しました。

市議会は11月5日にこの条例を承認し、できるだけ早くバンコク都庁(BMA)に施行するよう指示しましたが、都は施行開始日をまだ発表していません。

バンコクが無責任なペット所有者への取り締まりを強化

この新規制は、ペットの飼い主が動物を捨てるのを防ぐとともに、悪臭や騒音公害、劣悪な環境でのペット飼育を防止することを目的としています。
また、この条例により歩行者にとってもバンコクがより安全になると関係議員は述べています。

条例の主な内容

条例によって公共に有害と判断された犬をバンコク都が接収し、プラウェート区の動物保護施設に収容できるようになると説明しています。

条例では、住居面積に応じて飼える犬や猫の数が制限されます。

  • 20~80平方メートルのアパート:犬または猫1匹(2匹目は許可制により可)
  • 土地面積80㎡の住宅:ペット2匹
  • 土地面積80~200㎡の住宅:ペット3匹
  • 土地面積200~400㎡の住宅:ペット4匹
  • 土地面積400㎡以上の住宅:ペット6匹

また、ペットの飼い主は犬や猫にマイクロチップを装着し、獣医からの証明書を取得してバンコク都の保健所や動物病院などで登録する必要があります。
攻撃的な性質や咬傷歴のある犬には口輪と短いリードが義務付けられ、外出時にはそれを装着する必要があります。

さらに、繁殖用に犬や猫のペアを飼育したい場合は、バンコク都からの許可が必要となります。

ルールや法律は大切です。
ただ、人々にそれを守る意思がなければ、また、行政も取り締まりや罰則などで守らせるつもりがなければ、ただの戯言でしかありません。
それを話し合った時間も経費も無駄でしかありません。

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