楽しい海外旅行計画に、実家のような安心感「西鉄ホテル クルーム バンコク シーロム」
- 2024/11/16
- ホテル情報
海外で「実家のような安心感」。
せっかく海外に来たのだから、海外生活を満喫したい!
そんな方もいらっしゃるかもしれませんが、朝から晩まで「海外漬け」というのでは、気持ちとは裏腹に旅疲れがでてしまい、返って旅行が楽しめないかもしれません。
また、タイ料理もおいしいのですけど、基本的に大味で脂っこい料理が多いので、朝昼晩はキツイ!という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にお奨めなのがこのホテル!
2024年9月9日に開業したばかりの「西鉄ホテル クルーム バンコク シーロム」(NISHITETSU HOTEL CROOM BANGKOK SILOM)です。
同ホテルのコンセプトでも「旅先にある、わたしの家。」とあるように、旅先の疲れを癒す空間として「実家のような安心感」を与えてくれる貴重なホテルです。
そのような安心感を得られる秘密とは、一体どこにあるのでしょう。
それは、西鉄グループが手掛ける日本クォリティの佇まいと、スタッフによるおもてなしの心にありました。
今回は、その「西鉄ホテル クルーム バンコク シーロム」へ、実際に宿泊してきましたので、写真と共に、リアルな感想をお伝えしてまいりたいと思います。
目次
BTSサラデーン駅から徒歩1分
「西鉄ホテル クルーム バンコク シーロム」は、BTSサラデーン駅から徒歩1分。
有名なタニヤ通りやドンドンドンキ・シーロム店の2軒隣に位置しています。
繁華街なので、夜中まで人通りや街の灯りが絶えませんので、夜でもある程度、安心して歩けます。
(どこの場所でも共通ですが、人通りが多い時は、スリにご用心。)
ホテル周辺
ホテルはシーロムエリアという、バンコクで最も古いオフィス街の中心地にあります。
日系企業も多く、銀行系や有名企業のヘッドオフィス、飲食店などが半径数キロ以内にひしめき合っています。
反対に、夜は「繁華街」という側面もあります。
接待などで使われる有名なタニヤ通り(1分)や、ナイトマーケットとしても有名なパッポン通り(2分)が徒歩圏内にあります。
古くから日本人になじみのあるエリアなので、日本語にもあふれていますね。
また、BTSスカイトレインが徒歩1分ですから、中華街やら王宮近辺、サイアムやスクンビット方面にも、渋滞なしに楽々スイスイ観光を楽しむことができます。
多少、帰りが遅くなったって、周辺は人通りが絶えませんので、またホテルの入り口には24時間、警備員がいますので、安心・安全な立地だと言えます。
さらに毎年4月には、タイ最大のイベント「ソンクラーン祭り」があり、このホテルの目の前にある「シーロム通り」でも盛大にイベントがおこなわれますので、ずぶ濡れになったとしても、すぐにホテルでシャワーを浴び、リセットできるのも使い勝手が良さそうです。(笑)
「西鉄ホテル クルーム バンコク シーロム」
それでは早速、ホテルの中に入ってみましょう!
入り口はこんな感じです。
隣にはマクドナルドがあるので、小腹が空いたときに便利ですね。
入り口から奥に入っていくと、「西鉄ホテル クルーム バンコク シーロム」の本館が現れてきます。
意外と中は、開けていますよ。
車でお越しの方、または長期滞在(マンスリーレートあり)のご出張や駐在員の方用に、駐車場(立体式)も完備です。
前から入庫しても、出庫時も前からです。
それでは、ホテルにチェックインです!
館内に入ると、真新しい木のぬくもりを感じるロビーの内装が目に入ります。
タイは暑さを考慮してか、石造りのところも多いですが、日本人には少し冷たく感じますね。
この辺りから、パスポートのご用意をお願いしますね。
チェックインカウンターは3つ。
日本語どころか、アジア圏5か国語が話せるスタッフがいました。
ロビーの待合いスペースもゆったり。
この規模の客室数なら十分でしょう。
「西鉄ホテルクルーム バンコク」は、横にながーい造りになっているので、奥を覗いてみましょう。
チェックインカウンターの一つ先のブロックに行くと、コ・ワーキングスペースとしても利用できるラウンジが現れます。
ちゃんと電源やUSBコネクトもありますので、こちらで快適にPC作業などが可能です。
さらに奥には、ランドリースペースがあります。
タイでは、コインランドリーを利用できる場所がまだまだ少ないので、ホテル内にあるというのは非常に珍しいのです。
旅先の予期せぬ汚れや雨で、急に洗濯が必要になることってありますよね?
ホテルのランドリーサービス(洋服クリーニング)もありますが、どうしても高額になりがちですので、簡単なものや少し多めに洗濯したい方は、こちらをご利用ください。
洗濯機4台、乾燥機4台があります。
洗濯機を回したら、一旦お部屋に戻るも良し、日本の漫画を読破しながら待つのも良しです。
でも、漫画はお部屋にはもっていかないでね。
無料の「氷」と電子レンジサービスもあります。
一寸の曇りのない氷で飲む「コーラ」がうまかったなあ。
ぷはあ~。
(お酒飲まないもので…)
それじゃあ、お部屋の方へ参りましょうか。
エレベーターは3台あります。
8階建て(地下一階)なので、お待たせすることはないでしょう。
客室
「西鉄ホテルクルーム バンコク」の客室は、6タイプ全172室あります。
エレベーターを降りると、奥になが~い廊下が。
この全てが客室です。
今回宿泊させて頂いたのは「803号室」。
お部屋タイプは「デラックスツイン」23㎡です。
今回は家族(3名)で宿泊すると言っていたので、ベッドが端に寄せられていました。
タイ名物「ゾウさんタオル」が、お部屋内でお出迎えです。
総支配人の宮内様からも、自筆の温かいお便りが添えられていました。
23㎡というと、タイでは小さめの間取りなのですが、日本のビジネスホテルなどは14㎡くらいしかないので、そこから考えれば、全く不便はありません。
テレビは日本のキー局がご覧いただけるようになっていますので、夜にほっと一息、日本語でニュースやバラエティ番組が見れます。
正に「実家のような安心感」ですね。
ちなみにソファーは、ソファーベッドとしてもご利用になれますので、大人3名でも十分に泊まれますね。
収納はオープンタイプ。
ご旅行などの短期滞在でしたら、問題のない広さです。
日系ならではの、無駄のない間取りが光ります。
西鉄ホテルクルームの寝間着とスリッパ。
この寝間着が、肌触りとってもよくて、快眠の手助けとなってくれます。
収納上段には、金庫も実装。
こちらは冷蔵庫と左側は、シューズボックスとしても利用できる収納です。
部屋飲み用のお酒は、隣のドンキでも売ってますし、セブンイレブンも近くにあるので、帰りがけに購入して、いくつかストックしておきましょう。
「氷」は、ロビーの階でゲットしてね。
一般的なホテルついてくる飲料水ですが、ここ西鉄ホテルクルームでは、タンブラーが備えついており、各階エレベーター前のウォーターサーバーから汲んでくる形式をとっています。
この方が必要な分だけ、逆に飲み放題でもありますので、ちょっと足りなくなってもわざわざコンビニに買い出しに行く手間が省けます。
この方式は、タイのホテルでは初めて見ました。
飲料水が、不要な人にも必要な人にも、どちらにも対応できるとても良い方法だと思いました。
ちなみに子供でも簡単に給水できます。
電気ケトルとコーヒー、紅茶も完備です。
コーヒーはドリップタイプのお高めのやつですね~。
これはジワる。
23㎡のお部屋ですが、3分の1はバスルームで占めているんじゃないかっていうくらい、バスルームがゆったりしています。
新築なので、清潔感があっていいですね~。
海外のホテルは水回りがちょっと…、というところが結構ありますので。
もうタオルがふかふかで。
お母さんのぬくもりを思い出しそうなレベルでした。
アメニティは、西鉄ブランドで。
ドライヤーもついています。
タイは、意外とついていないところもあるんですよ。
トイレは全お部屋タイプで、TOTOのウォシュレットが採用されています。
タイで普及している、水圧式の安ものではありませんよ!
ジャジャ~ン!
こちらがバスタブです。
広々ゆったりな、親子でも楽しめる洗い場付きバスルームとなっています。
湯量も温度もタイ最強レベルなので、温度調節をお忘れなく。
ホテルにはプールが備えついてないのですが、小さなお子さんなら、ここで十分楽しめます。
こちらのアメニティも西鉄ホテルブランドで。
洗濯機やキッチンも装備。長期契約も可。
今回宿泊したお部屋とは別に、乾燥機付き洗濯機やキッチンなどが備えついたサービスアパート的なお部屋タイプもあります。
長期のご出張などの場合は、こちらのお部屋タイプを選ばれるのが良いでしょう。
(もちろん、短期宿泊も可)
◆デラックスステイ(25㎡)
このお部屋は、スタジオ(ワンルーム)タイプでありながら、バスタブはもちろんのこと、キッチンにダイニングテーブル、仕事机までついてきます。
ご単身での長期滞在、またはショートトリップなら2名様、であれば、十分な広さのキッチンでしょう。
洗濯機は乾燥機能がついていますので、ロビーまで降りなくてもお洗濯がお部屋の中で完了します。
形状記憶シャツなら、乾燥させればそのままご利用になれますね。
周辺は日系の飲食店だらけですが、長期でご出張などの場合、自分の部屋でゆっくり食べたいときもありますよね。
そんなときの為に、キッチン用品は一通りそろっています。
水回りは、デラックスツインとほぼ同様です。
トイレに窓が付いているのがいいですね。
タイでは、トイレに窓が付いていることが稀です。
◆クルームステイスイート(50㎡)
こちらは、「西鉄ホテル クルーム バンコク シーロム」のスイートルームです。
お部屋の数も全館で4室のみと、VIP仕様となっています。
※こちらは写真メインでご覧ください。
※キッチンの備品などは、デラックスステイに準じています
縦になが~い造りとなっています。
クィーンサイズのベッドが2つ、標準装備となっています。
こちらのお部屋は、最大4名様でご利用になれます。
ちょっと大きなお子さんがいらっしゃったら、このタイプに泊まってみて下さい。
こちらはドレッシングテーブルです。
LEDの関係で、ちょっと奇抜な色合いになってしまいました。(わざとです)
でたっ!
お金持ち仕様の洗面台2台設置物件。
どのタイプよりもバスルームが広々としていました。
この空間(バスタブと裏側にあるシャワー)は、ガラス戸で隔離されていて、完全個室状態でした。
窓があり、自然光が入ってくるのがいいですね。
トイレは完全に別空間。
ベランダはないのですが、窓が細かく設けられていて、明るいお部屋となっています。
(二面採光)
ファシリティ
「西鉄ホテルクルーム バンコク」のファシリティは、フィットネスジムのみとなっています。
(プールはありません)
フィットネスジムは、館内の3階と4階をぶち抜いた、天井高な造りとなっているのが特徴です。
せっかくあるんだから…、とちょっと一汗かくのも良いかも。
暑さで流れる汗と、有酸素運動で流す汗は、全く異なります。
シャワー室も完備です。
なんとチェックアウト後も、お荷物のお預かりとこのシャワー室のご利用は無料で可能とのこと。
夜便を待つまでの間、ちょっと観光してきたら、汗でベトベトに…。
なんて方用に、一汗流してから、気持ちよく帰途につくことができます。
これも一般的なホテルサービスにはない、「実家のような安心感」の心遣いですね。
B1:レストラン「橙」(Daidai)
館内、地下1階は、レストラン「橙」(Daidai)があります。
こちらのスぺ―スは、朝食以外でも、ランチやディナー、コ・ワーキングスペースとしてもご利用になれます。
(食事や飲み物は有料になります)
◆朝食
時間:(平日)6時~10時30分、(土日祝)6時~11時。
料金:(宿泊者)450バーツ++、(ウォークイン)500バーツ++。
※朝食レビューは後日、別途記事をアップします。
◆コ・ワーキングスペース
「橙」のスペースは、朝食のお時間を除いて、コ・ワーキングスペースとして場所を開放しています。
宿泊者なら無料で、ウォークインの方なら、飲み物やお食事をご注文頂ければ、朝食終了時~20:00までのお時間でご利用になることが可能です。
私も利用させて頂きましたが、非常に清潔で静かな環境でしたので、とても仕事がはかどりました。
◆ランチ・夕食
朝食時以外のお時間は、アラカルトでお食事も楽しめます。
当館自慢の博多とんこつラーメンが200バーツ~と、ホテル的な料金設定ではなく、一般の方にもご利用しやすい価格設定となっています。
宿泊されていない方も、お食事だけとりに来ることもアリですよ。
まるで天下〇品ラーメンの「こってり」のような濃厚ドロ系スープが、タイでは見かけないラーメンになっています。
ラーメン好きの方は、ラーメンだけでも食べに来てみて欲しいくらいです。
(私は行きました)
こちらは「サバ定食」。
脂っこいタイ料理が続いた日は、こんな優しい食事が恋しくなります。
筑前煮が、正にお母さんの味でした。
「実家のような安心感」ここにも!
◆会議室
12人掛けのしっかりした長テーブルを擁した「会議室」もご用意ございます。
様々なプランがあるかと思いますので、お問い合わせはホテルの方へ。
お土産コーナー
ロビーにはお土産コーナーもございます。
なんかこういうのが、日本の温泉旅館っぽくて、とってもなごみますね。
ホテルのロゴ入りタンブラーとマグカップ。
こちらはハンドメイドノートとゾウさんの置物。
価格をご覧ください。
160バーツ~とホテル価格じゃないので、とってもお求めやすいんです。
こちらはナイトウェア。
お部屋にもご用意があるのですが、生地が本当にやさしくて着心地よくて、快眠をサポートしてくれます。
旅の思い出やお土産品として、おひとついかがでしょうか。
総評
いかがでしたでしょうか。
「西鉄ホテル クルーム バンコク シーロム」のホテルレビュー。
日系ホテルならではの無駄のない空間造りやスタッフの気遣いについては、文字量が多くなると5秒で読みたくなくなるでしょうから、ここでは全てを書き尽くせませんが、そのおかげで本当に満足感のある滞在となりました。
分からないところは日本語で聞けるし、ホテルの周囲も館内も日本に溢れていて、本当にストレスのない安心感を得ることができました。
旅行は楽しく無ければなりません。
肝要なのは、バランスです。
海外旅行を無理せず楽しむために、ホッとできる場所は必要です。
そんな「実家のような安心感」をお求めの方に、この「西鉄ホテル クルーム バンコク シーロム」を、自信をもってお奨めさせて頂きます。
『西鉄ホテル クルーム バンコク シーロム』
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