BTSプンナウィティ駅とウドムスック駅の間に建設中の「Cloud 11」現在進捗70%。2025年オープン予定。

バンコクのスクンビット通り沿いBTSプンナウィティ駅とウドムスック駅の間に、MQDCによって開発されている10.6エーカー規模のクリエイター・ハブ「Cloud 11」が、2025年のオープンに向けて建設中です。

MQDCのCEOであるスッタ氏は、「このプロジェクトは、新しいクリエイティブ経済の中で次世代にビジネス機会を提供する、創造的エンターテインメント事業と起業家のハブとなるでしょう」と述べています。

Cloud 11は、タイ国内外のパートナーと共に、世界水準のスタジオ、デジタルアートミュージアム、コンサートやeスポーツのホール、学術機関など、クリエイティブなエコシステムを備えた地域のクリエイター・ハブを目指して開発されています。施工はタイ大林組が担当し、現在70%以上が完了しており、2025年の公式オープンを予定しています。

Cloud 11の延床面積は254,000平方メートルです。
このプロジェクトの設計には、ノルウェーのデザインスタジオ「Snøhetta」とタイの建築事務所「A49」が協力しており、クリエイティブビジネスや専門家向けの空間を提供します。

クリエイタービレッジには、グレードA+のワークスペースやコスタジオエリアが設けられ、また、71,000平方メートルのクリエイティブ小売スペースには、250以上の店舗が集まり、クリエイティブイベントが開催されます。
代表的なテナントには、theCOMMONSのマーケットホールやクリエイティブ業界向けの国際ブランドが含まれます。

また、アカデミーゾーンには、タイ国内外の学校やパフォーミングアーツや脚本アカデミーなどの教育機関が集結します。
さらに、Cloud 11ホールではコンサートやeスポーツトーナメントが開催され、新進アーティストの支援や地域最大のルーフトップパークでの公演やアートショーが予定されています。

宿泊施設としては、創造的なエグゼクティブ、アーティスト、観光客向けに252室の「Sangsan Bangkok」が提供され、これはマリオット・インターナショナルのトリビュート・ポートフォリオブランドとしてタイで初の展開となります。
また、スマートホテル「YOTEL Bangkok」も登場し、クリエイターや次世代旅行者向けの250室を備えたユニークな滞在体験を提供します。

プロジェクトはすでに、「Mixed-Use Concept」「Commercial Concept」などの賞を含む4つのデザインアワードを受賞しており、「Outstanding Property Award London(OPAL)」での「Property Development – Mixed-Use Project」部門でプラチナ賞も獲得しています。

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