「日本語が読める方は、ご入店下さい」日本の店舗の張り紙にタイ人激おこ! それでもタイの二重価格は問題なし!

「日本語が読める方は、ご入店下さい」と書かれた店の張り紙に、タイ人ネット民らが激おこ中です。

今週、SNSに投稿された日本のある店舗の写真にタイのネットユーザーから批判の声が上がっています。
その張り紙には、地元の客と外国人客の扱いに違いがあると受け取れる内容が示されています。

京都にあるとされる店舗に掲示されたこの張り紙は、3つの言語が書かれていました。
最初の行には英語で「No vacancy(満席)」と書かれており、次の行には中国語で「残念ながら席が埋まっています」と訳せる表現があります。

そして、最後の行は小さな赤字で、「日本語が読める方は、ご入店下さい」と日本語で記されていました。

多くのネットユーザーは、外国人に対する差別だとしてこの店を非難する一方で、店主が他の言語を話せないため、日本語を話せる客のみを受け入れることにしたのではないかと好意的に受け止める人もいました。

一部のネットユーザーは、タイの店舗も報復としてタイ人に対する差別を行う国々に同じ対応を取るべきだと提案する者もいました。

また、他の人々は解決策として、翻訳アプリでみれば全部読めるだろうと指摘するひともいました。

これに対し、あるタイ語の表現方法を使えば、翻訳アプリでは決して訳せないやり方があると提案する人もいました。

それは、「คำผวน」(カムプアン、入れ替え言葉)という表現方法で、例えば「คนไทยเข้าฟรี(タイ人は入場無料)」をカムプアンで表現すると「คนทรีเข้าไฟ(木の人が火の中に入る)」と変えることで、翻訳アプリを混乱させることができるのだというのです。

この方法を使えば、タイの店舗が二重基準を持っていると非難されることはなく、単なる翻訳ミスだと思われるだろうとのことです。

はい、最後にでましたが、問題の日本の看板に「外国人に対する差別」だと指摘する場合、タイの二重価格問題が真っ先に挙げられると思います。
私は、二重価格も別に構わない(価格が高いと感じれば行かなければいい)派なので、設定自体には不服ありませんが、最後の部分のような、人をだまくらかして高い料金をとってしまおうというバッタくりバーのような精神には反吐がでますね。

タイ人もタイ人のことを信用していないのは、常に隙あらば人を騙してやろうという精神が根付いているからだと思われます。

「騙しても、騙されたと思われなければ、騙したことにならない」
そんな風潮がタイ社会に根付いているのは、事実です。
タイに住んでいると、知らない人と知り合いになりたいなどと一ミリも思わなくなります。
(必要な人とは、知り合いになってしまいますので、それで十分だと分かるようになります)

ちなみに日本語の看板の方は、これが京都の「おもてなし(表なし)」なのだというコメントもありました。

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