「タイ遠足バス火災」事故原因の違法ガスボンベ。全登録バスのチェックの前に隠ぺいを図るもバレる。

やはり事故は起こるべくして起こったと言えるでしょう。

「タイ遠足バス火災」事故、その火災の原因となった違法な形で設置されたガスボンベは、意図的なものだったことが判明しました。

陸運局(DLT)は、23名(生徒20名、教員3名)が死亡したバス火災事故を受け、バス運行業者に違法なガスボンベの設置が他にないか検査を要請していましたが、それを検査前に取り外そうとしていたことを知り、10月3日、警察に告発しました。
この事故は、タイヤのバーストによるものではなく、このような違法ガスボンベが事故の原因と考えられています。

陸運局はこの運行業者チンブット・エンジニアリング(タイ)株式会社に対し公共交通許可を一時停止し、同社が所有する5台のバス全てをロッブリー県の陸運局事務所で検査するよう命じていました。

しかし、同社は期限内にバスを届けることをせず、GPSデータによれば、その5台のバスはナコンラチャシーマー県の自動車修理工場に送られていたことが判明しました。

陸運局の調査員がその修理工場を訪れたところ、バスに搭載されていたガスボンベが取り外されており、証拠隠滅を図ったものと考えられています。

陸運局は、王立タイ警察に正式な告発を行い、この会社の行為についての捜査を依頼し、適切な罪状で訴える準備を進めています。

10月2日、運輸省は陸運局に対し、圧縮天然ガス(CNG)を搭載した全ての旅客バスが火災安全基準を満たしているかどうかを確認するため、2ヶ月以内に全ての検査を完了するよう指示しています。

タイでは、今回の事故が起きたバスと同じくCNGを燃料とする旅客バスが13,426台登録されており、そのうち10,491台が定期路線で、2,935台がチャーター用となっています。

タクシーもガス積んでる車両がたくさんあるので、タクシーも調べて欲しいですね。
といっても、当事者がこれでは、まともな調査など不可能でしょうけど。

ようするに、人なんですよね。
事故を起こした運転手が逃げるわ、運営会社は組織的に違法行為をし隠ぺいしようとするわで、もう救いようがありません。

「タイ遠足バス火災」バスには5基の無許可ガスタンクが設置。タイヤバースト説は虚偽。

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