23名が死亡した「タイ遠足バス火災」による様々な影響。アユタヤの有名校では「課外授業」が中止に。

23名が死亡した「タイ遠足バス火災」による様々な影響がでています。

10月1日、ウタイタニー県のカオプラヤー サンカラーム寺院付属校の生徒が乗った遠足バスがランシットで火災を起こし、23名の死亡者を出すという大惨事を受けて、「課外授業」の継続の是非について様々な意見が上がっています。

保護者の中には「安全管理を強化した上で続行すべき」との意見がある一方で、「もう実施すべきではない」との声も上がっています。

そのような中、アユタヤ県の有名校「St. Anthony Bang Pa-In School」(セントアンソニーバンパイン学校)の公式フェイスブックページが以下のような内容を投稿しました。

「保護者の皆様へお知らせ

件名:校外学習の中止について

セントアンソニーバンパイン学校は、校外学習を中止し、生徒に適した校外での学習スキルを強化する活動形式に変更します。

学校が2024年10月9日に予定していた校外学習について、学校の経営陣と教師陣は、保護者の皆様の不安や、生徒全員の安全と健康を十分に考慮し、校外学習を中止することを決定しました。
そして今後、生徒に適した校外学習スキルを強化する活動形式に見直します。」

「課外授業」が、タイの学校から完全になくなるわけではないでしょうが、逆に今だけ敏感に反応して「課外授業」を中止しても、世の中の状況が変わるわけではありません。
タイ政府が、「安全」や「教育」にもっと目を配らなければ、また同じことがいつか起きることでしょう。
間違っても、「祈りと願い」では、事故は防げません!

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