ラヨーン県のウタパオ空港を世界クラスの「空港都市」に。エンタメ施設は24時間オープンも視野に。

ラヨーン県にあるウタパオ空港は、2020年に締結された協定を受け、世界的な空の玄関口として重要な拠点となる可能性に満ちています。

このプロジェクトは、ウタパオ空港を世界クラスの「空港都市」およびエンターテインメントハブへと変貌させることを目的としています。
総面積6,500ライ（1,040ヘクタール）に及ぶ開発には、長さ3.5キロメートルの滑走路が2本、航空機の駐機場が124カ所、年間6,000万人以上の乗客を収容可能なターミナルが含まれています。

また、1,000ライの商業およびエンターテインメントゾーンには、ラグジュアリーショッピングモール、免税店、ホテル、ビジネスセンター、医療ハブ、さらにはF1レーストラックまでもが計画されています。

新型コロナウイルスのパンデミックの影響により、開発は６段階に分けて進められることになっています。
初期段階では年間1,200万人の乗客を処理し、最終段階で6,000万人にまで増加させる予定です。
また、内閣が最近、東部経済回廊（EEC）内のエンターテインメント施設に対する24時間営業を承認したことで、ウタパオの魅力はさらに高まると期待されています。

このプロジェクトには、MGMリゾーツやウィン・マカオなど、外国の投資家も関心を寄せています。
2025年には建設が開始され、2031年にグランドオープンを迎える予定です。
ウタパオは、観光、ラグジュアリートラベル、世界的なビジネスの中心地として、2020年に締結されたEECとウタパオ国際航空株式会社（UTA）の協定により、その地位を確立しようとしています。

カジノ法案が通れば、カジノコンプレックスもオープンするかもしれません。
素晴らしい計画ですが、計画と現実が乖離しなければ良いのですが…。