カオキアオ動物園「ムーデン」フィーバー続く。あの「タイム」誌も、日本のテレビも取材に。

タイのチョンブリー県にあるカオキアオ動物園で今年の7月に生まれたコビトカバの赤ちゃんが、世界中の人々の心をわし掴みにしており、たくさんの有名報道機関がとりあげています。

とりわけ、世界的に有名なアメリカの「タイム」誌でも、カバの赤ちゃん「ムーデン」(豚の肉団子の意)を取り上げたことは、本国タイの人々をも驚かせました。

最近の特集で、「タイム」誌はムーデンの驚異的な人気に焦点を当て、ソーシャルメディアでの影響力と動物園の来園者数の急増を報じています。

同誌によりますと、ムーデンが有名になって以来、カオキオ動物園の来園者数は2倍以上に増加したとのことです。
ファンクラブも発足し、彼女の生活に関する最新情報を提供する専用のSNSアカウントも立ち上げられています。

しかし、彼女の人気が高まるにつれて安全面にも懸念が生じていると言います。
観光客が、カバに認可していない食べ物を投げているという報告があり、ムーデンを保護するために厳格な対策が必要となっています。
動物園の園長が、ムーデンに危害を加える者に対して厳しい処罰を行うと警告を発するまでに至っています。

みんな、ワタシに会いに来てね

 

これまでも同動物園では、同じようにコビトカバの赤ちゃんを公開していましたが、なぜ「ムーデン」はこれほどまでに人気になったのでしょうか。

それはSNSの力が影響しているとタイのメディアは結論づけています。
ムーデンのモチモチ、ムチムチした動画が動物園のサイトにアップされると、たちまち人気が急上昇したのだと言います。

ムーデン本人にとっては、非常にシンプルなこのしぐさが世界中へとトレンドを生み出し、各々の解釈のもと人気を支える原動力となっています。

独自の解釈で親しまれています

 

またムーデンの成功は、多くの人々に喜びをもたらすだけでなく、野生動物の保護やその福祉の重要性を改めて考えさせるきっかけにもなっていると伝えられています。

日本の報道機関からも取材が…。

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