スクンビットソイ15で物乞いをしていたガンボ人を再逮捕。「バンコクは稼ぎが良いので戻ってきた」

9月10日、タイの入国管理局は、再びカンボジア人女性(33歳)を逮捕しました。

この女性は、バンコクのスクンビットソイ15にある歩道橋の階段下で、3人の子供を抱えて物乞いをしていました。
警察がパスポートの提示を求めましたが、彼女はパスポートを持っておらず、タイ東北部の国境を通じて不法に入国してきたことを自供しました。

逮捕時、警察はこの女性の顔を覚えていました。
昨年7月10日頃、同じ入国管理局の捜査チームがサイアムスクエア周辺で、このカンボジア人女性と彼女の2人の子供が物乞いしているところを発見し、同様に逮捕していたのです。

調査の結果、彼女は前回逮捕後にカンボジアに送還された後、もう1人の子供を出産し、その1歳の子供を連れて再び密入国し、再び同じように物乞いをしていたことが判明しました。

彼女は、物乞いが収入の良い仕事なのだと説明します。
タイ人の慈悲深さや、外国人観光客の同情心のおかげで、ご飯や飲み物を買ってもらったり、毎日1,000~2,000バーツをほぼ確実に稼ぐことができると言います。

また彼女は、自ら子供たちを連れて物乞いをしているのであり、背後に犯罪組織や暴力団のような人物は一切いないと主張しています。

最近は、物乞いへの取り締まりが厳しくなってきたため、犯罪組織も自分たちに捜査のメスが入ることをおそれ、手を引いているのかもしれませんね。
全てにおいて、タイ警察がきちんと取り締まりをやるかどうかなのです、ご立派な法律を機能させるには。

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