複雑な資金の流れ。汚職への布石か? 首都圏電車料金一律20バーツ実現のため、補助金160億バーツを計上。

また汚職の温床となるのでしょうか。

タイ政府は共通チケットシステムを導入のため、MRTA(タイ大量輸送機関)などを通じて資金を調達し、少なくとも2年間にわたり運賃補助をする計画を進めています。

2025年9月から電車の運賃を一律20バーツにするためには、約160億バーツが必要であると、運輸大臣スリヤ氏は発表しています。

また、スリヤ氏(副首相も兼任)は、すべての電車路線で共通チケットシステムを整備するための新法が、来年9月までに成立し、運賃補助が開始されると確信していると持論を述べました。

一律20バーツの運賃が来年から適用されれば、少なくとも2年間は続く予定です。
その理由は、この政府の任期があと2年残っていることがあげられています。

鉄道運輸局によれば、補助金は年間約80億バーツ、2年間で160億バーツが必要になると伝えられています。

以前、罷免されたセター政権下で発表された計画では、すべての電車のコンセッション(営業権)を政府が買い戻し、一律20バーツ運賃を適用することが検討されていました。

しかし最新の計画では、運輸省は運賃補助のための共通チケット基金を設立し、電車事業者との利益共有から得られる収益からMRTAが150億バーツを提供することになるとスリヤ氏は述べました。

残りの資金は、省エネルギー基金など他の資金源から調達される可能性があると伝えられています。

なんだかお金の流れが複雑すぎて、間違いなく途中でどこかに消えるお金が発生するでしょうね。
しかしタイ貢献党政権は、任期中に国家が破綻しそうになるくらい借金しまくって、国民にバラマキ、自分たちの功績をアピールしようとしてますね。
ただ国民もそこまで馬鹿ではないですよ、バカな人もいますが。

しかし、セター政権の一年って、何なんだったんでしょうね。
公約は何一つ決まらず、国民そっちのけで海外に遊びに行っただけ。
挙句の果てに、首相が交代したら、同じタイ貢献党なのにすべて否定されているし。

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