BGパトゥム手倉森監督ピンチ! 審判の判定に不服を申し立て。数十万バーツ規模の罰金刑の可能性。

「ザ・ラビット」の異名を持つBGパトゥム・ユナイテッドの采配を司る手倉森誠監督が、ピンチです!

対ラチャブリーのあと、審判を批判したことで、罰金を課される可能性があり、その金額が数十万バーツに及ぶ可能性があるとタイメディアが報じています。

事の発端は8月25日に行われたタイリーグ、対ラチャブリー戦で起きました。
試合は、BGパトゥム・ユナイテッドのゴールキーパー・サラノン、がペナルティエリア外でボールを受けたことで退場処分を受け、10人での戦いを余儀なくされました。
結果1-4で敗れた試合後に、手倉森監督はこのようなコメントを発表しました。

一つ言いたいのは、審判の判断が不公平だったということです。試合開始直後に10人で戦うことになりましたが、それはあまりにも不公平だと感じました。VARの確認は審判の義務ですが、あのハンドボールの判定で、即退場になるのは理不尽です。」

「もしゴールキーパーが意図的にエリア外に出て、タナカ選手が先にボールに触れたなら、サラノンがボールをはじいたことで退場もあり得ますが、タナカ(ラチャブリーの選手)はボールに届いておらず、サラナンはエリア内にいたため、意図的なプレーではありませんでした。この場面ではイエローカードとフリーキックが妥当だと思います。」

「我々はもっと強くならなければなりません。不公平な判定や不正に負けず、簡単に失点しないようにしなければなりません。」

この発言は、サッカー協会の評判やイメージを損なう可能性があるため、初回の違反で10万バーツの罰金が科され、再発時にはさらに10万バーツの罰金が加算される可能性があるとタイメディアは報じています。

委員会は、週末にもこの件に関して会議を開催する予定で、違反の有無が判断されます。
審査には、意図や発言の真実性、イメージの損傷があるかどうか、通訳の誤訳など、さまざまな要素が考慮されることになるとのことです。

私もサッカー人脈はそれなりにあるので裏側を知らないわけではありませんが、サッカー業界に限らず、この国で正義を貫くのは大変難しいことはある程度タイにいらっしゃる方ならご存じでしょう。
逆に言えば、タイを誤解している日本人が多いともとれます。

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