バンコクからマレーシア・ペナンまでの列車運行計画が合意に。鉄道で繋がるアセアン。

タイ国鉄(SRT)は、2024年11月ごろまでに、バンコクのバンスー・グランドターミナル駅から、マレーシアのペナンまでの列車が運行されると発表しました。

8月20日、タイ国鉄代表のエッカラート氏は、マレーシアのサバ州コタキナバルで開催された第42回KTMB-SRT合同会議において、タイとマレーシア間の鉄道サービスの連携を強化することが話し合われました。

会議では、バンコク・グランドステーションからパダン・ベサールを経由して、マレーシアのバターワース、ペナンまでの列車運行が原則的に承認され、これによりタイとマレーシアの旅行者がシームレスに移動できるようになります。

この路線は、両国の観光と経済の促進にも寄与します。

また、現在ハートヤイ・ジャンクション駅を終点としているマレーシア発の「My Sawasdee」観光列車のルートを、タイのスラータニー駅まで延長することでも合意しました。
この「MySawasdee」観光列車は非常に好評で、現在すべての便で乗客が満席状態になっているとのことです。

これにより、マレーシア – タイ – ラオス – 中国間を結ぶ「ASEANエクスプレス」列車もより需要拡大となるとみこんでおり、週1回から週2回に運行頻度を増やす計画も発表されました。

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