BTSプンナウィティ駅近くの高層ビル49階から、作業員が転落死。タイは死んだら御終い。安全二の次です。

30歳のビル塗装工が、49階建ての高層ビルから落下し、現場で即死しました。
この事故は、バンコクのスクンビットソイ64/2にある構想ビルで発生しました。(BTSプンナウィティとウドムスックの間)

8月20日午後2時30分頃、この事故の通知を受け、警察は現場へ急行しました。

現場は49階建てのビルで、改修中でした。
ビルの側面にある庭で、ラオス国籍のサヤレー・センさん(30歳)の遺体がうつ伏せで倒れているのが発見されています。
遺体は無残な状態だったと伝えられています。

調査によると、事故発生前にサヤレーさんは、ビルの外壁を塗装するために49階に上がり、ロープで降下して作業をしていました。
しかし、セーフティー用の器具に結び付けられていたワイヤーロープがずれてしまい、落下して死亡したと推測されています。

警察は今後、ラオス大使館と連絡を取り、遺族に遺体を引き取り、ラオスでの葬儀を行うよう手配する予定とのことです。

それだけ?
と言った感じですが、工事現場で人が死んでも、はした金のような見舞い金が出てそれで終わりです。
タイの建設現場では安全など全く担保されていませんので、大きな工事があれば大概人が死に、その上に建物や公共物が建てられることになります。

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