【タイ・コンドミニアム】中国人バイヤー鈍化。前年比17.7%減。

2024年の第2四半期、タイの不動産市場は、外国人によるコンドミニアム購入が大幅に減少したと、政府住宅銀行の不動産情報センター(REIC)が報告しています。
 
8月16日に発表されたレポートによりますと、外国人によるコンドミニアムの移転は140億バーツにとどまり、特にタイの不動産市場での最大の外国人グループ、中国人バイヤーが直面している課題が主な原因と言われています。
 
不動産情報センターによりますと、外国人が所有するコンドミニアムユニットの移転数は前年同期比で6.2%減少し、価格も17.7%減少しています。
 
2024年の上半期全体では、外国人所有者に移転されたユニットは7,280件、価格は328億8,800万バーツに達しましたが、第2四半期のデータは懸念を示しています。
 
 
中国人バイヤーは引き続きコンドミニアム所有移転でリードしており2,872件、価格にして132億300万バーツに上っています。
ミャンマー人が次に続き、638件、32億4,000万バーツ。
ロシア人バイヤーは567件、18億7,400万バーツで3位にランクインしています。
 
台湾人(326件)とアメリカ人(292件)が続きます。
 
しかし、第2四半期においては、中国人、ロシア人、ミャンマー人による不動産購入が、著しく減少していることが報告されています。
 
興味深いことに、購入量では中国人が主導している一方で、インド人バイヤーは最も高価なコンドミニアムを購入しており、平均購入価格は600万バーツとなっています。
また、インド人バイヤーは最も広いユニットを購入しており、平均サイズは71.3平方メートルと報告されています。
 
 

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