ラヨーンにある韓国系工場での賃金未払い問題に一応の解決。労働大臣が問題解決に一役。

以前お伝えした、チョンブリー県方面にある工場で、数カ月にわたり賃金未払いが発生しているとの件に進展があった模様です。(実際はラヨーンにある工場でした)

※過去記事はこちら。

続々登場、チョンブリー県の賃金未払い工場。シラチャに8000人の労働者が抗議行動。閉鎖工場も最多に。

 
 
8月15日、労働大臣のピパット氏は、UJVジョイントベンチャーの下請け企業の賃金未払い問題に対する進展について発表しました。
8月13日、ピパット氏の指示により、労働福祉・保護局長がチョンブリー県を訪れ、問題解決のための会議を開きました。
 
会議の結果、UJVジョイントベンチャーが合意に達し、2つの下請け企業、SCI Siam Korea Industrial Co., Ltd.とSTP Corporation Co., Ltd.に対して、総額約8,100万バーツの賃金を支払うことが決定されました。
 
この支払いは、8月14日に実行され、12の請負会社を通じて、今後1,507名の労働者に賃金が支払われる予定とのことです。
 
ピパット大臣は、チョンブリー県労働福祉・保護事務所の労働監督官の指示に従い、全ての労働者に正当な賃金が支払われるよう、引き続き監視を行うよう指示しています。
 
 
「政府は労働者の権利を重視しており、労働者の権利保護を全力でサポートします。
企業が法律を厳守し、労働者が適切かつ公平に扱われることを求めています。
もし労働者が雇用において不当な扱いを受けた場合は、各地域の労働福祉・保護事務所やバンコクの事務所、またはホットライン1506(3番)に通報してください」と、同大臣は述べています。
 
まじめに働いている人にはきちんと報いてもらわないと、困りますね。
この国にとって、貴重な人たちなんですから。
 

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