アユタヤの市場で深夜、10代グループが爆弾と拳銃で相手方を攻撃「見覚えのある顔」。

8月15日深夜2時30分、アユタヤ県ウタイの警察は、十代の若者たちが市場で銃器や爆弾を使用し、負傷者を出しているとの通報を受け、現場へ向かいました。

現場では、左腕に銃創を負った18歳の男性1名と、同じく左腕に銃創を負った16歳の女性が発見されています。

被害者の友人の証言によりますと、彼らは事件当時、豚の血のスープ(トム ルアッド ムウ、ต้มเลือดหมู) を食べていたところでした。
食べ終わった後、向かい側に停めてあるバイクまで歩いて行きます。

その後、バイク3台を運転する10代の若者グループが彼らに向けて、いきなりピンポン爆弾を投げつけ、銃を使ってさらに3発発砲し逃げ去って行ったと話しています。

加害者グループは、見覚えのある顔だったと証言しています。

一方、豚の血スープ店の従業員は、皿を洗っていたところ、大きな爆発音が聞こえたと語っています。
続いて銃声が聞こえてきたので、とっさに身をかがめて隠れたと事件当時の様子を語っていました。

警察官は事件現場を検証し、2つの薬莢を証拠として押収しています。
現在監視カメラをチェックし、犯人を追跡中とのことです。

少し前の記事でも言及しましたが、タイで銃所有が認められている(不認可の人も所持していますが)理由と言うのは、なんのためなんでしょうか。
こういった発砲事件や脅迫事件のため以外に、銃を使う機会というのはいつどこで発生するのでしょうか。
私の知り合いの田舎に住むおばさんも「ショットガンを持っている」と言っていますが、彼女は一人暮らしなので護身用だと語っていました。
ただ、銃が護身用として役に立ったためしが、どれほどあるというのでしょうか。
まあ、潜在的に銃を所持していると吹聴することで、未然に犯罪が防がれているという見方もなくはないですが、それよりも圧倒的に、銃が犯罪利用されているケースの方が多いかと思います。

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