帰ってきた「TOSHIBAタイ」! 中国からタイへ生産拠点を移転開始。「JAPANDIシリーズ」でシェア拡大を狙う。

ここ数年、人件費や資材の高騰などで、生産拠点をタイからベトナムや中国へ移転する動きが目立っていました。
しかし戻ってくる企業もあります。

TOSHIBA(東芝)タイランドの副社長であるアレックス・マー氏は、一部の製品生産拠点を徐々にタイに移転し始めていると語っています。

その理由の一つに、最近の新型コロナウイルス(COVID-19)の流行があげられています。
これを境に、海上での商品輸送コストが3倍に膨れ上がり、同社の主なマイナス要因となっていました。
また最近の為替レートの変動もあげられています。

同社はこのリスクを軽減するために、生産拠点をタイに移転する予定だと話しています。

かつては中国で製造した方が、コスト面が有利になると考えられていました。
しかし、それはコロナ過を経て、状況が一変します。
かつては良いと思っていたものも、今はそんなことはありません。

現在では、徐々にタイでの生産が復活しています。
その方が柔軟な対応が可能になるからです。

国内電化製品市場全体については、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの大型電化製品に限れば、アレックス氏は成長率6%だと推定しています。
目標は、最大10パーセントです。

また東芝のほぼすべての製品が、市場シェアトップ3に入っているにも注目です。
電子レンジは28.5%でシェア1位となっています。
冷蔵庫は2位で16%、炊飯器は2位で9.2%、洗濯機は3位で10.8%となっています。

新製品の開発にも注力していきます。
中・上級市場セグメントへの浸透を図るため、上半期は大型製品を中心に17モデルの新製品を発売しました。
今後、計27機種の追加発売が予定されており、主力商品「JAPANDIシリーズ」冷蔵庫の発売が予定されています

東芝タイ社執行委員会会長のコブカーン氏は、同国の状況について、政治の混迷が同社の事業に影響を与えることはないとの見方を示しています。
企業は自分の足で立って、本当に必要な人に必要なモノを売る。
現代では電化製品は贅沢品ではありません、必需品です。
政治や経済がどうなろうとも、私たちはタイを信じていますと語っています。

先日、個人的にタイで「TOSHIBA」の電子レンジを購入しにいったのですが。やたら韓国製品を奨められ購入を阻止されました。
不信感を覚えたので別の店にいき、迷わず「TOSHIBA」さんを購入させて頂きました!
簡単操作で使い勝手よく、コスパも最高でした!
なんなんすかね、ああいう店員。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る