タイの海はゴミだらけ。外国人観光客も指摘。セター首相は「意識を高めよう」と述べるのみ。

8月8日、観光客らはパタヤのナクルアビーチ沿いに、大量のゴミが漂流している姿を映した動画をSNSに投稿しました。

彼らは関係当局に対し、自然環境を破壊しないよう、この問題に早急に対処するよう申し立てを行いました。
ここは、タイ人だけでなく外国人観光客にも人気の海水浴場でした。

一方、セター首相は様々なプロジェクトを視察するためプーケット県を訪れ、シリートーン希少海洋動物生命支援センターを視察しました。

そこで首相は、このセンターで治療を受けている希少動物であるタイマイ、アオウミガメ、ヒメウミガメの負傷のうち、40%が海洋ゴミを原因とするものであったことを知らされました。

多くは、漁業活動や一般ごみであるプラスチック廃棄物が原因となっています。

これに対し同氏は、この問題について国民の意識を高めることが急務であると述べています。

ただし、その意識を高めるために何をすべきかを語ることは、これまでもこれからも見受けられません。

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