どっちも犯罪者でしたー! パタヤへ向かう高速道路で70万バーツ恐喝された事件。やはり警察が関与。

要するに、被害者も加害者も犯罪者だった!ってことー。

以前本誌でもお伝えしましたニュースの続報になります。
※過去記事はこちら

またまたタイ警察の不祥事か?! 中国人観光客から70万バーツを恐喝したのは警官だった!

7月10日、パタヤに向かう高速道路(国道7号線)で、中国人観光客が警察官を名乗る男らのグループに呼び止められ、70万バーツを恐喝されたという事件が発生しました。
この事件は当初より警察官が絡んでいた情報がありましたが、この度、実際に警察官が関与していたことが明らかになりました。

7月23日朝、警察はパタヤ地方裁判所の令状に基づき、最初の容疑者である30歳のティティワット巡査部長を逮捕しました。
彼は取り調べを受けていますが、罪状について否認しています。
そして2番目の容疑者であるプラダーム警部補も、容疑を否認しました。

しかし両警察官は、職権乱用や恐喝、監禁、不正行為などで起訴手続きを行われています。

さらに警察は、今回の被害者である中国人男性2人を発見し、警察署で事情聴取が行われました。

彼らは、恐喝された事実をSNSに投稿しましたが、被害届は出しておらず、名乗りも挙げていませんでした。

7月19日、警察はジョムティエン地区のコンドミニアムにいた被害者中国人2名、ジン・クイ(43歳)とチェン・ウェイ(44歳)を発見します。
調べによりますと、彼らはタイに不法入国していたため、恐喝の被害にあっても警察に訴えることができなかったと話します。

両名はギャンブル犯罪に関連した逮捕状により、本国中国で指名手配されていた男でもありました。

彼らは2023年12月初旬にラオスに入国し、その後不法にメコン川を渡ってタイのチェンラーイ県からタイ入国を図ったとのことです。

これからタイの悪徳警察官は、中国人にターゲットを絞って恐喝してくるかもしれませんね。
犯罪者にぶち当たれば、訴え出てこれないと見込んで。
ただ中国人と間違えて、日本人がターゲットにされるケースも出るかもしれないので、要注意です。

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