【道路工事の闇】サムロン=バンナー間の長引く道路工事現場で事故発生。2人が死亡。

7月19日13時ごろ、現在大幅改修中のロットファイサーイガーオ道路で、大型トレーラーとバイクによる交通事故が発生しました。

報道によりますと、この事故により2名が死亡しています。

実はこの道路、サムロンとバンナーを結ぶ裏ルートのような道なのですが、私が通勤で利用する道路でもあります。
6月22日からずっと改修工事を行っており、当初の予定では2週間で修了するはずだったのですが、一か月経過した現在、半分も終わっていません。

そしてみなさんお気づきでしょうか。

この道路の改修工事、道路を20センチ近くも押し上げているのです。
これは洪水対策なのかもしれませんが、この程度道路を押し上げたしたからと言ってあまり効果があるとは思えません。
それよりも、片側一車線しか使えない中を、タイなので当然逆走してくるバイクがビュンビュン走ってきますし、このような死亡事故が起きるだろうなと予測していた矢先の出来事でした。
(そう思っていたので、写真を撮りだめしておりました。以下の写真は事故前に撮影した写真です)

しかもこの道路の施工にも疑問を感じます。

この写真のように砂を敷き詰め、その上からコンクリートを型に流し込むと言った粗雑な方法で施工されています。
砂など雨が降れば徐々に脇から流れ出るでしょうから、そこにひずみができ道路が陥没し、あっという間にいつもの凸凹道ができることが容易に想像できるかと思います。

事実、すでにこの道路の脇と掘りの間の段差を埋めるべく、砂利が敷かれたのですが、もうそこは凸凹道と化し、バイクで通るにも困難で皆(逆走車も)がアスファルトの上に乗ってくるので、今回の事故につながったのではないかと想像しております。

明かな道路改修工事を遅延させるだけの危険な施工に、何か闇のようなものを感じずにはおりません。

 

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