汚職の罪で服役し現在仮釈放中のタクシン、8月22日に仮釈放期間も満了。国民の疑念と困惑続く。

タイ法務省のピンサワット次官は7月16日、総督官邸で、汚職の罪で服役し現在仮釈放中のタクシンが、8月22日に仮釈放期間を満了すると発表しました。

セター首相の首席法律顧問ウィサヌ氏は、来月仮釈放を終えるタクシンがさまざまな立場で重職に任命される可能性があるが、それは政治的目的であってはいけないと釘を刺しています。

記者団から、タクシンが新たに首相に就任する可能性があるかとの質問に対し、ウィサヌ氏は軍事政権が支援する憲章の下ではなく、新たな憲章の下ではそれも可能だと発言しました。

記者団は、首相が二人いるような状態で国民が混乱するのではないかと尋ねましたが、ウィサヌ氏は、それは問題ではなく、混乱しているのは記者のようだと答えています。

ウィサヌ氏はまた、タクシンが与党タイ貢献党の重役に就く可能性もあることを示唆しています。

確かにウィサヌ氏の言う通り、タイ国民は混乱していませんね。
しっかりと事態を見定め、タイ貢献党政権にうんざりしています。
まんまと一度も刑務所に行かずに刑期を全うしてしまったタクシンが重職につけば、さらなる支持率低下を招くことでしょう。
すでに支持母体である赤シャツ隊からも批判の声がでているくらいですから。

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