忍び寄る中国人実効支配。サムイ島でタイ企業から土地を借り外国人向けにヴィラ運営。Airbnbが抜け穴に。

いつも思うのですが、「Airbnb」自体は処罰されないのでしょうか。

サムイ島当局は、ホテル法、環境法、建築管理法の3つの法律に違反したとして、52軒のヴィラ所有者を起訴する準備を進めています。

行政当局は、スラータニー県サムイ島の険しい地形に建設された建物に対し、環境法および建築規制法に違反しているのではないかという苦情を受理しました。
実際に一部の施設は、無認可のホテルとして営業していました。

地元情報筋によりますと、中国人投資家がタイ企業から30年間土地を借りて外国人向けに販売する別荘を建設し、適切なホテル登録もせずにAirbnbを通じて毎晩貸し出していたことを明らかにした。
これは観光業や合法的なホテル事業に影響を及ぼし、税収の損失にもつながります。

6月26日、対策本部はボープット地区のカオチャウエン・ノイ地区を視察し、丘陵急峻な地形に珍しい別荘地を発見しました。
そこには、52のヴィラが合計 19 ライの敷地に 8 つの区画で建てられています。

52棟3階建ての鉄筋コンクリートのヴィラは、建設のさまざまな段階にありました。
検査中に所有者、管理者、作業員は立ち会いませんでしたが、当局は調査結果を記録し、建物にタグを付けました。

あるヴィラに滞在していたロシア人観光客は、オンラインで外国人オーナーと予約し、1泊あたり3,500バーツの4泊分を支払ったと語っていました。

このヴィラの建設は2018年に始まり、現在も継続中だと言います。
違法行為の内容としては、建築許可の欠如、高さ 140 メートルを超える斜面での建設 (敷地の70%を空き地に
)、ホテル法違反などが含まれています。
また、予約は海外のヴィラ所有者から直接行われるため、レセプションエリアが存在しませんでした。

セター首相が、元CEOで現在は自身の娘が代表となっているサンシリ社のために、コンドミニアムの外国人比率を現在の49%から75%に引き上げる案を推し進めていますが、デべロッパ―だけはこれで救えても、中国人だらけになった建物は中国人による実質支配が行われ、規則も法律も通じない状態になってしまう未来が待っています。
それが建物一つに始まり、やがては街全体に…、といった形になることも冗談ではすまないかもしれません。

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