タイの受刑者数、アセアンで1位、世界で6位の多さ。感染症の蔓延なども深刻。

タイは刑務所の収容能力を上回る受刑者を抱えており、世界で6位、アジアで3位、ASEANで1位で、約30万人の受刑者を抱えています。

刑務所内部では、病気になり刑務所の医療施設で治療を受ける受刑者の数が増加傾向にあると言います。
これは受刑者の増加、過密状態、刑務所の環境が原因です。

矯正局の方針として、受刑者の医療サービスの向上の重要性を強調しています。
病気のスクリーニングが強化され、早期の治療が行えるようにします
刑務所は、インフルエンザや結核などの感染症を見つけ、より迅速に治療を提供できるようにしていくと当局は主張しています。

あまりにも受刑者が多いので刑務所に送らずに済むように、前公衆衛生大臣のチョラナーン氏は覚せい剤5錠までなら罪にならないという法律を策定していました。
しかし、そのようないい加減な法律を策定したことで国民からあまりの反発が起きたため、同氏は更迭されることになります。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る