パタヤから一番近い島「ラン島」に入島税案?! 観光客増加に伴い、さまざまな問題が浮上。

パタヤ市議会議員は、ラン島に観光客があふれかえっている現状を受け、環境への影響を軽減するために観光客数と建設プロジェクトの規制を強化するよう市に要請しています。

パタヤ第1地区の市議会議員パサコーン氏は5月29日の議会会議で、ラン島の観光業の急速な成長について懸念を表明しました。

現在この島には毎日平均1万人以上の観光客が訪れ、繁忙期にはその数が2万人以上に達する可能性があると述べています。
観光客の圧倒的な数により、島にはホテルやプールヴィラ、その他の宿泊所が建設され、適切な規制がなければ島の環境や公共事業に悪影響を及ぼすという住民の懸念が高まっています。

同島はすでに水不足、電力不足、ゴミ廃棄物の増加、廃水量の増加など、多くの問題に直面していると同氏は説明しています。

同氏はパタヤ市に、島を訪れる観光客数の規制や新しい建物の建設の規制などを含む、新たな管理計画を策定するよう求めています。

パタヤ副市長マノック氏は会議で、この問題点の存在を認めました。
同氏は、中国人とインド人観光客は通常日帰り旅行で島を訪れる一方、ヨーロッパ人やタイ人観光客は長期滞在する傾向があると指摘しています。

マノック副市長は、市が継続的に建設活動を監視し、島内の無許可の建物に対して措置を講じていくと約束しています。

 

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