タイ憲法裁判所、前科者を大臣に据えたセター首相に対する不信任請願を受理。首相には15日の猶予。

5月23日、タイ憲法裁判所は、前科者のピチット氏を首相府大臣に任命したことの正当性に異議を唱える上院議員40名からなるグループによる請願を6対3で受理しました。
しかし、セター首相に関しての即時首相職停止の要求は5対4で却下となりました。

セター首相には、書面による反論を法廷に提出するために15日間の猶予が与えられています。

裁判所はまた、ピチット氏が21日火曜日に閣僚を自ら辞任したため、ピチット氏への嫌疑の請願は受理しないことを決定しています。

ピチット氏は、タクシン元首相が関与したラチャダー土地事件の公判中に、現金200万バーツが入ったバッグを賄賂として裁判所の事務官に引き渡したとして、懲役6カ月の有罪判決を受けています。(スナックボックス事件)

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