タイ中央捜査局、タイエリートビザが中国人犯罪の温床になっていると指摘。

中央捜査局(CIB) は、中国人犯罪集団がタイのプリビレッジカード(旧タイランドエリート)ビザを利用して滞在し、コールセンター詐欺やマネーロンダリングを行っていたと指摘しています。
 
警察はまた、デジタル通貨を利用した大規模なマネーロンラリングや詐欺を繰り返していた中国人チェン・ヨン・ライ容疑者も、タイ・プリビレッジ・カードの会員で5年間のビザを持っていたことも判明しています。
 
「我々はタイランド・プリビレッジカード・ビザで入国する犯罪者に焦点を当てている。
犯罪者がこれらを利用して、タイに出入国することが知られている」と中央捜査局は話します。
 
タイランド・プリビレッジカードはタイ観光局 (TAT)の監督下にあります。
 
入国管理官はカードが有効であることを確認することしかせず、その所有者がブラックリストに載っていなければ入国することができてしまいます。
 
中央捜査局は、特権カードの資格を得る前に、自分の資金源に関する身元調査も義務付けられるべきだと述べています。
 
これらのシステムは誰でも簡単にタイに滞在することを可能にし、犯罪者がタイでマネーロンダリングを行う温床にもなっています。
 
急にシステムが変更になることはないかと思いますが、今後タイランド・プリビレッジカードをお申込みの際に、必要書類が増えたりなど、手続きが煩雑になる可能性はあるかもしれません。
 
 

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