チャオプラヤー川沿い長さ70mの洪水堤防が決裂。付近の住宅も崩壊の危機。

チャオプラヤー川沿いの洪水堤防が決壊し、長さ70メートルにわたって崩壊したとの報告を受け、ノンタブリー県などの関係当局が現地を視察しました。
堤防の決壊は、バーンクルアイ運河の水門の建物とポンプ場の改修工事現場付近で発生しました。

この事故により水が堤防に押し寄せ、バーンクルアイ運河に流れ込み、堤防沿いに住む住民に影響を及ぼしています。
被害報告によりますと、家の柱が傾く、ひび割れ、破損、屋根の梁が倒壊するなどがあります。

この堤防は2009~10年に建設されたものでした。
今回の建設プロジェクトでは、ダムを石で補強するという工事が行われていました。
しかしこの工事により、どのようにして堤防決壊に至ったのかは依然として不明とのことです。

自宅が被害を受けた者の中には家が倒壊するのではないかと心配し、恐怖の中でよく眠ることができずに暮らしていると語っています。

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