タイの教育現場に蔓延る「賄賂」問題。現政権が汚職問題を解決できない理由とは…。

とにかくこの国は汚職まみれです。
「汚職は文化だ」と言ってきそうな老害がたくさんいそうなくらい、汚職にまみれています。

教育分野における汚職の取り締まりで、タイ国家汚職防止委員会(NACC)は、地元警察とともにコンケン県の学校の副理事長を逮捕しました。

学年途中で子どもが入学するのを手助けするため、親に賄賂を要求した容疑でした。
現金授受は、学校敷地内にある副院長の私室で行われたとされています。

地元教育当局は、被告を監督していた学校長を長とする事実調査委員会を設置しました。
この委員会は、進行中の刑事手続きと並行して懲戒処分が正当であるかどうかを判断するためのものです。

タイにおける贈収賄問題は、特にタイの教育制度において継続的にニュースに取り上げられています。
これまでの取り締まりにもかかわらず、教育現場での「賄賂」は依然として根強い問題であり、力のある学校で顕著に見られます。

タイ国家汚職防止委員会は、子供の 3 年生への入学料として 20,000 バーツを支払うよう求められたという保護者からの苦情に応じて連絡を受けたが、その後、保護者が子供の読み書き能力の証明を提出した後、 10,000 バーツに減額されたと伝えられています。

事実調査委員会も、身内の校長が委員長を行うのでは、全く公正な審議が行われるとは思えませんね。
教育は、国の未来を支える人材を育てるところです。
腐った大人からは、腐った人間しか育ちません。
タイ貢献党政権は、インフラや教育現場などすぐに金にならないことには全く興味を示しません。
大ボスのタクシンが、汚職で懲役刑に処されたにもかかわらず、一度も刑務所に行くことなく出所してくるところをみれば、汚職にやさしい政権だということは明らかではありますが。

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