パタヤ郊外の製氷工場で深夜の爆発事故。アンモニアが流出し、住民に呼吸困難などの症状多数。

異臭騒ぎと聞くと、昭和の人間はオウムの地下鉄サリン事件を思い出すというトラウマを抱えていますが、若い方にはもうピンとこないものなのでしょうか。

4月17日深夜、バンラムン製氷工場で爆発事故が発生し、ワンライ(ソンクラーン)に沸き立つチョンブリー県の人々に騒動を引き起こしました。

23時36分頃、爆発が起こり、化学物質の雲が夜空に立ち上るほどだったと伝えられています。

アンモニアと思われる化学物質が付近に放出され、地元住民60人以上が意識喪失や呼吸困難、目や鼻の炎症などなど、さまざまな影響を被ったと報じられています。

それでも重傷者や死亡者は出なかったとのことです。

製氷工場の近くの住民の目撃証言によりますと、爆発の瞬間は耳をつんざくような大きなもので、その後、有害な雲が発生し、吸入すると灼熱感を引き起こしたといいます。
続いて起こったパニックにより、多くの人が安全を求めて逃げ出す一方、煙によって行動不能になった人もいたとのことです。

当局は、爆発原因の調査を行っています。

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